福島第一原子力発電所事故に係る情報の収集・保存と利用; 福島原子力事故関連情報アーカイブの現状
日本原子力学会2018年春の年会
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- 開催年月日
- 2018年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 吹田
- 国・地域
- 日本
日本原子力研究開発機構では、東京電力福島第一原子力発電所事故対応の研究開発支援を目的として、散逸・消失等が懸念される国・研究機関等のウェブサイトで公開された事故に関連する情報及び学会等における発表情報を収録し、2014年より「福島原子力事故関連情報アーカイブ(FNAA)」として公開している。利用者の情報ニーズを把握し、今後の収録対象の選定に活用するため、FNAAのアクセスログから利用者の検索・アクセス動向の分析を行った。収録対象機関別のアクセス数の推移から、原子力安全・保安院等の既に閉鎖したウェブサイト情報へのアクセスの増加がみられることから、これらの情報へのアクセス確保の重要性が確認できた。また、学会等における発表情報に関しても顕著なアクセスが認められ、学会要旨/予稿集への情報のニーズが高いことが判明した。これらの分析結果を踏まえ今後の収録対象情報の拡充を検討した。