講演・口頭発表等

国際会議

ADSターゲット照射施設TEF-Tへ向けた設計及び研究開発活動の現状

Nuclear Materials Conference 2016 (NuMat 2016)
  • 大久保 成彰
  • ,
  • 斎藤 滋
  • ,
  • 大林 寛生
  • ,
  • 佐々 敏信

開催年月日
2016年11月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
フランス

加速器駆動核変換システム(ADS)において、ターゲット窓材は厳しい照射環境に晒される。流動鉛ビスマス(LBE)中照射による機械特性の劣化、機器のサイズ変化や材料表面の腐食浸食作用は、ADSシステム設計で許容できる範囲内に抑えなければならない。原子力機構で計画中の核変換実験施設(TEF-T)における材料照射実験により、近い将来、ADS初号機の実現が期待される。今回は、TEF-Tによる材料照射及び照射後試験計画とともに、TEF-TやADSに向けたLBE腐食試験ループや要素技術に関する研究開発活動の現状について報告する。また、TEF-T照射に先立ち照射条件のスクリーニング等のため実施している、トリプルイオン照射に関する最近の結果についても報告する。ビーム窓候補材のT91鋼のスウェリング挙動(温度依存性)を調べた結果、450$^{\circ}$Cにスウェリングのピークがあることが分かった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5057639