Rieko Shioji

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Rieko Shioji
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rshiojitmu.ac.jp
Affiliation
Tokyo Metropolitan University

Research Areas

 
 

Academic & Professional Experience

 
Apr 2018
 - 
Today
Professor, Faculty of Health Science, Tokyo Metropolitan University
 

Published Papers

 
対人恐怖症の治療過程で見られる「自己の振り返り」について 外来森田療法を行なった自己視線恐怖の一例の検討を通して
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   15(2) 129-135   Oct 2004
対人恐怖症女性例の自己像に関する面接調査 質的研究法に則して
塩路 理恵子
日本森田療法学会雑誌   14(2) 197-213   Oct 2003
出勤困難を主訴とした慢性抑うつに対する入院森田療法の経験
塩路 理恵子, 鹿島 直之, 中村 敬, 牛島 定信
日本森田療法学会雑誌   12(2) 151-159   Oct 2001
出勤困難を主訴とした慢性抑鬱の2症例を報告した.症例1は35歳男性で,他者との感情的な交流を持つ事ができず孤立し,入院中は他者の評価に抑えた怒りや価値下げが見られた.症例2は34歳男性で,思春期までに得られていた幻想的な一体感や賞賛を求め,それが得られないと回避や抑鬱に陥る傾向があった.症例1の治療では,患者の怒りや価値下げの背後に「やっても受け入れられない」という不毛感が存在する事を理解し,その時点で一旦患者のやり方や言葉をそのまま受け入れ,その上で患者の怒り以外の感情を明らかにしていっ...
【女と男 精神科臨床における性差】 対人恐怖症(社会恐怖)の性差に関する臨床的研究
塩路 理恵子, 矢野 勝治, 中村 敬, 牛島 定信
精神科治療学   15(10) 1057-1066   Oct 2000
対人恐怖症の性差について検討するために,男女の外来例について統計的比較を行い,臨床的特長を明らかにした.平均年齢,主要症状の出現順位等には大きな差異はなく,対人恐怖症の臨床症状自体は男女共通していた.随伴症状では,女性例に食行動異常が多かった.更に症例を呈示し,各々の臨床的な特徴や必要な治療的工夫について考察した.男性例では,導き手となるような同性との関係を足掛かりに症状の捕われから脱していた.一方女性例には独立欲求・自己実現欲求優位の一群,より未熟,依存的で親和欲求優位の一群が存在した....
【人格障害をめぐる諸問題 症例を中心に】 被害-攻撃的言動の目立つ症例の外来治療
塩路 理恵子
臨床精神医学   28(11) 1397-1404   Nov 1999
認知が被害的に歪みやすく,攻撃的となり,対応が困難であった初診時29歳女例の外来治療について報告し,その治療過程を検討し,治療を通しての変化,治療的工夫のあり方について考察した.1)本例は同性,特に母親との関係が中心病理と思われた.2)想像上の被害感,見捨てられる不安等に圧倒されている患者に対して,実体のある治療関係を恒常的に維持していくことが重要と思われた.3)治療の枠設定をすることが,治療関係の安定の一助になった.枠設定の意味づけについては繰り返しての話し合いが必要であった.4)他部署...

Misc

 
高齢者の精神療法と心理社会的ケア 高齢者の不安と森田療法
塩路 理恵子
老年精神医学雑誌   30(増刊II) 154-154   Jun 2019
【老年期における不安】老年期の不安症(不安障害)に対する精神療法
塩路 理恵子
老年精神医学雑誌   30(4) 399-405   Apr 2019
老年期の神経症性の不安を中心とした病態(不安症/不安障害/神経症性障害)に対する精神療法的アプローチについて概説した。最初に包括的な対応として近年アメリカで提唱された"Eight rules for managing anxiety disorders in older adults"を紹介し、そして各種の精神療法について概説した。老年期の不安症に対する森田療法では、現在に応じたほどよい行動を探ることが、不安、加齢による変化を受け入れることにつながると考えられる。(著者抄録)
高齢者に対する森田療法の可能性 不安と共に生きてきた人の初老期・老年期における森田療法
塩路 理恵子
日本森田療法学会雑誌   29(1) 23-27   Apr 2018
不安とともに生きてきた人の初老期・老年期における森田療法について、2症例を通して検討、報告した。症例Aは再入院時82歳(初診時77歳)の男性(身体表現性障害)で、青年期から何回かの危機があり、その都度森田療法を受けていた。症例Bは入院時60代後半の女性(全般性不安障害)で、その人なりの対処を経てきたが、初老期以降に精神療法が必要になった例であった。症例Aでは「老いの受け入れ難さ」、症例Bでは「初老期を迎えての不安・孤独」が通底する課題で、入院森田療法は症例Aにとっては、「生の欲望」に触れつ...
【「身体症状症および関連症群」の臨床】 自己臭恐怖症の臨床
塩路 理恵子, 谷井 一夫, 石山 奈菜子
精神科治療学   32(8) 1041-1046   Aug 2017
自己臭恐怖は、森田以来の対人恐怖症研究において詳細に論じられており、自己視線恐怖とともに思春期妄想症、重症対人恐怖として論じられてきた。今回DSM-5では自己臭恐怖(jikoshu-kyofu)として、他の特定される強迫症および関連症に記載された。操作的診断基準の中での位置づけの揺れ動きからも、自己臭恐怖が対人不安(社交不安)、強迫性、身体性、関係づけ(関係念慮ないし妄想性)が重なり合った病態であることが浮かび上がる。臨床では特に治療導入期において、症状の訴え、それにまつわる感情体験(恥の...
【精神医学症候群(第2版)-不安症から秩序破壊的・衝動制御・素行症まで-】 強迫症および関連症群/強迫性障害および関連障害群 他の特定される強迫症および関連症/他の特定される強迫性障害および関連障害 自己臭恐怖
塩路 理恵子
日本臨床   別冊(精神医学症候群II) 138-141   Jun 2017
【不定愁訴にどう向き合うのか】 森田療法の立場から
塩路 理恵子
外来精神医療   17(2) 21-25   May 2017
対人恐怖症(社交不安障害)における加害的不安に関する質的研究(第二報) 患者の語りの逐語と臨床記述を巡って
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
臨床精神病理   38(1) 102-103   Apr 2017
初老期・老年期の患者に必要な精神療法とは? 森田療法の観点から 不安と共に生きてきた人の初老期・老年期における精神療法について 森田療法の視点から
塩路 理恵子
精神神経学雑誌   (2016特別号) S569-S569   Jun 2016
対人恐怖症(社交不安障害)の加害的不安に関する質的研究(第三報)
塩路 理恵子
メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集   (27) 43-46   Mar 2016
対人恐怖症(社交不安障害および重症対人恐怖)患者(20歳代男性)を対象とした。子供の頃から不安・緊張は高かった。小学高学年のころに仲間内でのいじめがあり、中学になってからは「人に嫌われないことを第一に行動していた」。絶えず自分の行動や発言を意識するようになった。高校以降も対人緊張、不適応感は続いた。約4ヵ月間の入院中森田療法を行った。「自分が喋ると迷惑」「不快な印象を与えるのではないか」という不安を持っていた。それらの不安は、「迷惑=嫌われる」という嫌われることへの恐れ、「恥ずかしい」とい...
対人恐怖症(社交不安症)に見られる加害的不安の回復機序ついて 入院森田療法症例の質的研究から
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   26(1) 97-97   Apr 2015
対人恐怖症(社交不安障害)の加害的不安に関する質的研究(第二報)
塩路 理恵子
メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集   (26) 47-50   Mar 2015
本研究では、対人恐怖症(社交不安障害)の加害的不安について主観的な体験を詳細に検討するために、入院森田療法を行った症例を対象に、質的研究法による面接調査を行っている。今回は、質的研究に則って面接調査を行った自己臭恐怖の症例(20歳代男性学生)の面接結果をまとめて報告し、若干の考察を加えた。今回の症例は自己臭の症状に対する確信は強く、他者に対して症状によって迷惑をかけているという確信も強かった。入院森田療法の経験では、「症状が気になることをなんとかそのままにする」「外相を整える」という取り組...
【明日からできる強迫症/強迫性障害の診療I】 強迫性障害と広汎性発達障害の併存するケースについて 精神療法的な関わりを中心に
塩路 理恵子
精神科臨床サービス   15(1) 97-102   Feb 2015
強迫性障害に広汎性発達障害を併存するケースに対する精神療法的な関わりを中心とした治療・対応の工夫を検討した。強迫症状に対しては「強迫観念やさまざまな気になることは持ちつつ、その人なりの生活を大きく崩さず維持できるようになる」ことが目標となる。治療場面で見られるエピソードが外傷と同様の体験とならないようにし、対処を考える契機として活用することが望まれる。治療の進め方、周囲との関わりにはスタッフの関与が必要となるが、一方で対応や介入を行うときの本人の心性への配慮を欠かしてはならない。発達障害を...
【精神療法としての助言や指導-私はどうしているか-】 社交不安障害・対人恐怖症の診療における助言と指導
塩路 理恵子
臨床精神医学   43(8) 1129-1134   Aug 2014
対人恐怖症(社交不安障害)における加害的不安に関する質的研究(第一報) 症例の主観的体験とその変化の契機となった体験を中心に
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
臨床精神病理   35(1) 107-108   Apr 2014
後期高齢期における入院森田療法の再体験 老年期の精神療法の再考
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   25(1) 80-81   Apr 2014
塩路 理恵子
心身医学   54(4) 326-331   Apr 2014
本稿では身体表現性障害のうち、普通神経質にかなりの部分が含まれる身体表現性自律神経機能不全、心気障害について入院・外来の症例を提示し、身体表現性障害の森田療法の実際について紹介した。森田はその成り立ちを「とらわれ」から理解し、注意と感覚の悪循環が働くことを指摘した。特に神経質性格を基盤とした身体表現性障害は森田療法のよい適応となってきた。身体の不調に対する不安、疾病に対する恐怖の裏に「仕事をやり遂げるために体調を万全にしておきたい」「健康でありたい」という「生の欲望」をみることも森田療法の...
対人恐怖症(社交不安障害)の加害的不安に関する質的研究(第一報)
塩路 理恵子
メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集   (25) 45-49   Mar 2014
対人恐怖症患者の加害的不安に改めて着目し、質的研究を行うことによって、より詳細な精神病理学的特徴、および背後にある心性について検討した。東京慈恵会医科大学森田療法センターに入院した対人恐怖症患者のうち、本研究に同意を得られた2名を対象とした。37歳の女性は自己視線恐怖を主訴とした重症対人恐怖症の症例であった。入院後も症状自体は変わらないというが、症状の位置づけが変化し、穏やかな心境となっていることが特徴的であった。23歳の女性は、より漠とした対人関係上での加害的な不安を持っていた。他者の思...
森田療法的アプローチを行なった初老期・老年期の身体表現性障害の3症例
塩路 理恵子, 岡部 究, 平林 万紀彦, 今村 祐子, 赤川 直子, 谷井 一夫, 矢野 勝治, 川上 正憲, 樋之口 潤一郎, 舘野 歩, 中村 敬
東京慈恵会医科大学雑誌   128(4) 152-153   Jul 2013
心身医療における森田療法の実際 身体表現性障害の森田療法
塩路 理恵子
心身医学   53(6) 508-508   Jun 2013
広汎性発達障害を併存する症例に対する入院森田療法の治療的工夫 強迫性障害にアスペルガー症候群を併存した一例を通して
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   24(1) 88-88   Apr 2013
【精神療法マニュアル】 主な疾患における精神療法 パニック障害の森田療法
塩路 理恵子
臨床精神医学   41(増刊) 281-286   Dec 2012
塩路 理恵子
皮膚の科学   11(Suppl.18) 26-30   Oct 2012
森田療法の基本的な概念を紹介し,皮膚科入院治療後に入院森田療法を行った症例の検討を通して,アトピー性皮膚炎の治療における森田療法の応用について考察した。入院森田療法では,皮膚科治療を継続しながら,作業を中心とした健康的な生活を送っていく。症例の治療では,皮膚症状のつらさを充分に傾聴した上で,不安を自然なものとして扱い,不安とつきあいながら行動に踏み込むことを支えていった。生活に注目すること自体が身体状況へのとらわれから焦点を外し,自然な心身のあり方を取り戻していくことでもあり,「あるがまま...
入院森田療法を施行したアトピー性皮膚炎の症例
塩路 理恵子, 塚原 準二, 守屋 達一郎, 谷井 一夫, 川上 正憲, 矢野 勝治, 樋之口 潤一郎, 舘野 歩, 中村 敬, 上出 良一
東京慈恵会医科大学雑誌   127(3) 124-124   May 2012
現代的なうつと森田療法 慢性うつ状態の経過中に見られる「寝込み」と森田療法における治療的な工夫
塩路 理恵子
日本森田療法学会雑誌   23(1) 53-56   Apr 2012
対人恐怖症(社交不安障害)における加害的不安の再考
塩路 理恵子, 川上 正憲, 中村 敬, 中山 和彦
臨床精神病理   33(1) 105-105   Apr 2012
【神経症性障害の治療ガイドライン】 (第I章)疾患別項目 身体表現性障害の森田療法
塩路 理恵子
精神科治療学   26(増刊) 201-205   Oct 2011
【対人恐怖・社交恐怖の臨床2】 森田療法における治療の実際
塩路 理恵子
精神療法   37(4) 405-411   Aug 2011
【うつ病のお薬】 SSRIは、うつ病に効かなくて、不安障害に効くといわれますが、本当でしょうか?
塩路 理恵子
こころのりんしょうa・la・carte   30(1) 40-40   Mar 2011
【不安の病理と治療の今日的展開】 社交不安障害と対人恐怖症 森田療法の視点
塩路 理恵子, 中村 敬
臨床精神医学   39(4) 451-455   Apr 2010
中間的・移行的な状態としての「寝込み」について
塩路 理恵子, 増茂 尚志, 中村 敬, 中山 和彦
臨床精神病理   31(1) 63-64   Apr 2010
【精神療法のエッセンスを診療に生かす】 森田療法を診療に生かす
塩路 理恵子
臨床精神医学   39(1) 35-41   Jan 2010
森田療法の進歩
塩路 理恵子, 中村 敬
心療内科   13(5) 387-393   Sep 2009
勤労者の欠勤にみられる「寝込み」について
塩路 理恵子, 樋之口 潤一郎, 中村 敬, 中山 和彦
日本社会精神医学会雑誌   18(1) 127-127   Jul 2009
「自発性」再考 森田療法センターでの作業の再構築を通して
塩路 理恵子, 舘野 歩, 樋之口 潤一郎, 今村 祐子, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   20(1) 83-84   Apr 2009
現代女性のライフサイクルに伴う不安・抑うつと森田療法
塩路 理恵子, 今村 祐子, 赤川 直子, 川上 正憲, 矢野 勝治, 児玉 健, 樋之口 潤一郎, 舘野 歩, 久保田 幹子, 中村 敬
東京慈恵会医科大学雑誌   123(3) 187-188   May 2008
入院森田療法施行中の「寝込み」の治療的対応について
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   19(1) 82-82   Apr 2008
不安・抑うつの治療過程で見られる「寝込み」について
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
臨床精神病理   29(1) 96-97   Apr 2008
【精神療法と心理療法】 精神療法と心理療法〜理論と実際 「現代に生かせる」森田療法
塩路 理恵子, 中村 敬
こころのりんしょうa・la・carte   26(3) 423-428   Sep 2007
2つの異文化体験のなかでの社会不安障害 外来森田療法を行った中国人女性の一例
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
こころと文化   6(2) 194-195   Sep 2007
【精神科入院施設の最近の動き】 東京慈恵会医科大学森田療法センター
塩路 理恵子, 中村 敬
外来精神医療   7(1) 14-19   Jun 2007
身体化の病理を持つ症例に対する森田療法導入時の治療的工夫
塩路 理恵子, 平久 菜奈子, 川上 正憲, 鹿島 直之, 樋之口 潤一郎, 山寺 亘, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   18(1) 56-56   Apr 2007
ケースの見方・考え方 慢性抑うつと身体化症状のために長期欠勤を繰り返した女性症例
塩路 理恵子, 今村 祐子, 赤川 直子, 平久 菜奈子, 川上 正憲, 矢野 勝治, 舘野 歩, 久保田 幹子, 中村 敬
精神療法   32(6) 745-753   Dec 2006
【不安障害】 「不安障害」症状集 社会不安障害 21歳女性大学生 人が自分のことを変な人だと思っているのではないかと考えて、人前にでることができない
塩路 理恵子
こころのりんしょうa・la・carte   25(3) 346-346   Sep 2006
【不安障害】 「不安障害」症状集 社会不安障害 46歳男性会社員 あがり症のため人前でスピーチをするのが怖い
塩路 理恵子
こころのりんしょうa・la・carte   25(3) 345-345   Sep 2006
【不安障害】 引きこもりやニートは社会不安障害だという説がありますが、本当ですか?
塩路 理恵子
こころのりんしょうa・la・carte   25(3) 340-340   Sep 2006
【不安障害】 本当に回復が早いなら入院したいのですが、どんな治療をされるのですか?
塩路 理恵子
こころのりんしょうa・la・carte   25(3) 338-338   Sep 2006
【不安障害】 不安障害は現代社会や生活環境と関係があるのでしょうか?
塩路 理恵子
こころのりんしょうa・la・carte   25(3) 303-303   Sep 2006
成人型アトピー性皮膚炎の心理的問題に関する予備的調査
塩路 理恵子
メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集   (17) 63-66   Jun 2006
成人型アトピー性皮膚炎の心理的問題に関する予備的調査として、当該患者2名を対象に半構成的面接を実施し、逐語録をもとに質的研究を実施した。両事例とも対人恐怖症を併発しており、「不潔に見られる」体験が対人関係における不安につながっていた。一方、神経症との関係では、症例1がアトピー性皮膚炎と関係があるものと考えていたのに対し、症例2では別のものと考えており、その受け止め方の違いは神経症の発症年齢の違いによるものであると考えられた。
異なった入院経過を辿った不完全恐怖(強迫性障害)の2症例
塩路 理恵子, 中村 敬, 中山 和彦
日本森田療法学会雑誌   17(1) 73-73   Apr 2006
森田療法施設紹介 東京慈恵会医科大学附属第三病院・森田療法室
塩路 理恵子
日本森田療法学会雑誌   16(2) 207-210   Oct 2005
対人不安への治療的ストラテジー 対人恐怖症に対する森田療法の基本戦略
塩路 理恵子
日本森田療法学会雑誌   16(1) 25-29   Apr 2005
対人恐怖女性例の自己像に関する面接調査 質的研究法に則して
塩路 理恵子
メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集   (15) 29-33   Jun 2004
対人恐怖女性10名に約1時間の面接調査を実施し,症状,経過,現在の自己像,理想の自己像などについて語ってもらい,得られたデータをコード化しカテゴリー分析した.結果,自己の症状については緊張が現れたものであり自分は特殊な問題をもつ存在だと捉えていることが示唆された.自己の在り方について「劣等感・コンプレックス」「周囲との違和」「他者の評価に敏感」というカテゴリーが抽出された.「周囲との違和」からは,周囲との同化,周囲に左右されず自律的であるという二つの相反する価値方向が見出された.理想の自己...
外来森田療法を行なった自己視線恐怖の一例
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
日本森田療法学会雑誌   15(1) 70-71   Apr 2004
対人恐怖症(社会恐怖)患者の「周囲と異なる」という訴えについて 女性症例の質的研究を基盤として
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
臨床精神病理   25(1) 61-61   Apr 2004
【カウンセリングと心理療法 その微妙な関係】 精神療法の広がりとカウンセリングとの重なり 森田療法を起点として
塩路 理恵子, 中村 敬
こころの科学   (113) 42-46   Jan 2004
精神症状が前景に出た意識障害 心因か器質因か
塩路 理恵子, 有吉 中, 鹿島 直之, 樋之口 潤一郎, 館野 歩, 岩木 久満子, 中村 敬
東京慈恵会医科大学雑誌   118(6) 525-525   Nov 2003
対人恐怖女性例の自己像に関する質的研究(面接法)(第二報)
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
日本森田療法学会雑誌   14(1) 89-89   Apr 2003
対人恐怖症女性例の自己像に関する質的研究 面接法(第一報)
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
日本森田療法学会雑誌   13(1) 101-101   Apr 2002
【精神分裂病の初回エピソード】 入院森田療法施行中に精神分裂病の顕在発症を見た2症例
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
臨床精神医学   30(11) 1359-1365   Nov 2001
症例1:19歳男.パニック発作後に外出困難となった.身体化傾向があり,幼い印象ではあるが比較的定型的な神経症として治療を開始した.入院中,両親に退院後の進路について決断を迫られた事を契機に顕在発症に至った.症例2:20歳男.高校3年時に強迫神経症と診断されていたが再燃した.強迫症状が前景に出ていたが,頭痛,不規則な睡眠,音楽等の自生体験様のエピソード,汎神経症症状から病態の重さが予想された.集団生活にはなんとか適応していたが,退院後,患者自身が性急に復学を決めた事で破綻に陥り,過量服薬に至...
自己愛的傾向をもつ青年期慢性抑うつの一例
塩路 理恵子
森田療法室紀要   20 51-55   May 2001
35歳男.慢性的な抑うつ感や,怒りや価値下げの背後に,評価を巡る不毛感が存在し,治療者との間に堂々巡りが生じやすかった.そこで治療者が一旦患者の言葉ややり方をそのまま受け入れ,怒りに覆われた感情を明らかにしていく必要があった.更に動植物を巡る感情体験,他患から受け入れられたことを経て,初めて本来持つ欲求を探っていく作業が可能になった.自己愛的な傾向を持つ患者の治療課程では,その傷つきから,容易に治療中断の危機に陥り易い.そうした症例でも,これらの過程を通して,あるがままの自己を受け入れ,本...
対人恐怖症女性例の類型化の試み
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
臨床精神病理   22(1) 60-61   Apr 2001
入院中「寝込む」ことを繰り返した女性症例 ひきこもり心性との関連を巡って
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
日本森田療法学会雑誌   12(1) 101-101   Apr 2001
対人恐怖女性例の臨床的検討
塩路 理恵子
メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集   (12) 93-96   Mar 2001
平成10年度に精神神経科外来を初診で受診した女性の対人恐怖症患者25名を対象に,男性23名を対照群として自己式質問紙であるSCL-90-Rを用いた調査を行った.この年度の対人恐怖症受診者数は女性が男性を上回っており,男女共に20歳代が多数を占めるが,女性でやや10歳代の思春期例が多かった.男女とも大学以上の学歴を有する者が約4割を占め,仕事を持っている人,未婚者が多かった.対人恐怖症では,SCL-90-Rの症候は男女とも概ね似たプロフィールをとっており,対人恐怖症女性例では神経症での男性型...
【「ひきこもり」の精神療法】 神経質とひきこもり
塩路 理恵子, 久保田 幹子, 中村 敬
精神療法   26(6) 549-556   Dec 2000
自己愛者の慢性抑うつ 入院森田療法を施行した1例
塩路 理恵子, 中村 敬, 牛島 定信
森田療法学会雑誌   11(2) 386-387   Oct 2000
【現代人の悩みと森田療法 森田療法と現代】 ひきこもり(対人恐怖も含む)と森田療法
塩路 理恵子
こころの科学   (89) 70-74   Jan 2000
【不安障害 外来治療の進め方】 外来での森田療法的アプローチ
塩路 理恵子
こころのりんしょうa・la・carte   18(4) 487-490   Dec 1999
対人恐怖女性例に関する検討(第2報)
塩路 理恵子, 久保田 幹子, 三宅 永, 中村 敬, 牛島 定信
森田療法学会雑誌   10(1) 79-79   Apr 1999
対人恐怖女性例に関する検討
塩路 理恵子
森田療法学会雑誌   9(1) 82-82   Apr 1998
対人恐怖女性例に関する検討
塩路 理恵子
森田療法室紀要   19 34-39   Dec 1997
女性の対人恐怖症の臨床的特徴を明らかにするために,入院例における男性例との統計的比較を行い,端的に特徴を示していると思われる2症例を(19歳,21歳)を呈示した.統計上は症状の内容や出現順位では男女に大きな差はなく,対人恐怖の臨床症状自体は男女共通していることが認められた.しかし症例の検討,及び家族,社会的背景の検討から対人恐怖女性例の中には症例1のように男性型の森田神経質にちかい独立欲求優位の一群,症例2のようにより受け身,依存欲求の強い群の少なくとも2つを区別できると思われた
思春期神経症の今日的動向
塩路 理恵子
日本社会精神医学会雑誌   5(2) 267-267   Mar 1997
思春期対人恐怖症の一例
塩路 理恵子
森田療法室紀要   17〜18 49-53   Sep 1996
周囲に対する怯えの意識から集団の中で安全感を持てず,身体化を起こし,引きこもり,入院治療は作業期に入った直後での脱落となったものの,デイホスピタルでの治療継続となり,症状の軽快をみた若年の症例を経験した.未熟な反応を示すものの,同様の反応を示す成人例に比べても根底にもつ生の欲望の強さを感じさせ,又,その経過は若年ゆえの可塑性を感じさせた
若年神経症患者に対する入院森田療法の問題点 どのような対応が望まれるのか
塩路 理恵子
森田療法学会雑誌   7(1) 73-73   Apr 1996
嘔吐恐怖の女性例に対する森田療法の経験
塩路 理恵子
森田療法学会雑誌   8(2) 237-237   Jan 1996