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2017年3月31日

子どもの強迫性障害に対する認知行動療法の有効性に関する研究(第2報)

メンタルヘルス岡本記念財団研究助成報告集
  • 永岡紗和子
  • ,
  • 久能勝
  • ,
  • 中川彰子
  • ,
  • 平野好幸
  • ,
  • 清水栄司
  • ,
  • 清水栄司

28
開始ページ
97‐101
終了ページ
101
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公財)メンタルヘルス岡本記念財団

脅迫性障害患者8名(男性4名、女性4名、12〜16歳)を対象とした。治療終結ケースのうち、自閉スペクトラム症(ASD)は4名であった。治療を終結している8名の治療前後のChildren's Yale-Brown OC Scale(CY-BOCS)について評価した。得点は有意に減少し、認知行動療法(CBT)による介入の高い改善効果を認めた。ASDの有無が治療の改善度に寄与するか検討するため、参加者をASDの有無により2群に分け、変化の大きさを効果量に基づいて判断し、治療前後でのCY-BOCSの変化は、非ASD群とASD群はどちらも充分な効果量を示した。

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902219501963195
ID情報
  • ISSN : 0916-9156
  • 医中誌Web ID : 2018079586
  • J-Global ID : 201902219501963195

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