2006年 - 2008年
日本植民地・占領地の教科書に関する総合的比較研究-国定教科書との異同の観点を中心に-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
台湾、朝鮮、「満洲国」、「関東州」、南洋群島、南方占領地(マラヤ・シンガポール、インドネシア、ビルマ)向けに編纂使用された初等教育用の各教科の教科書と同時代の国定教科書を対比させ、内容について両者間の異同性を分析した。植民地・占領地教科書には、現地向けに部分的に平易化・創作の工夫が見られるが、概して当時の日本の臣民教育を強く反映していたこと、特に戦時下になると国民学校用教材との同一性が見られた。
- ID情報
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- 課題番号 : 18330171
- 体系的課題番号 : JP18330171
この研究課題の成果一覧
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MISC
1-
2006~2008年度科学研究費補助金研究成果報告書『日本植民地・占領地の教科書に関する総合的比較研究―国定教科書との異同の観点を中心に―』 55-69 2009年3月
講演・口頭発表等
1-
日本植民地教育史研究会第16回定例研究会 2006年10月21日