2013年4月 - 2016年3月
日本植民地・占領地教科書にみる植民地経営の「近代化」と産業政策に関する総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
これまでの植民地教科書研究は、様々な植民地及び占領地教育の特徴を示してきた。本研究は、これらの特徴に対する産業政策や植民地経営の「近代化」政策による影響を究明しようとするものである。第一の方法は、教科書及び教育実践からその影響を抽出した。そして第二に、それらの異同を考察した。
しかし、われわれは、次の問題での基本的共通理解が困難であった。一つはそもそも「近代化」とはなにかということであり、もう一つは、産業政策の影響とは何かということであった。さらに地域的な特性やその「異同性」の究明は、地域や教科などを網羅できなかった限界から分析不十分であった。今後の研究課題である。
しかし、われわれは、次の問題での基本的共通理解が困難であった。一つはそもそも「近代化」とはなにかということであり、もう一つは、産業政策の影響とは何かということであった。さらに地域的な特性やその「異同性」の究明は、地域や教科などを網羅できなかった限界から分析不十分であった。今後の研究課題である。
- ID情報
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- 課題番号 : 25285208
- 体系的課題番号 : JP25285208
この研究課題の成果一覧
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MISC
1-
2013~2015年度科研費補助金研究成果報告書『日本植民地・占領地教科書にみる植民地経営の『近代化』と産業政策に関する総合的研究』 9-24 2016年3月
講演・口頭発表等
1-
日本植民地教育史研究会第34回定例研究会 2015年10月31日