2010年5月
システム化規格の開発,1; 構造物及び機器の目標信頼度の導出
Proceedings of 18th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-18) (CD-ROM)
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- 開始ページ
- 10
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- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1115/ICONE18-29276
本論文は、システム化規格の開発の一環として、構造信頼性の目標値を安全性の視点から設定するための新手法について記述するものである。本手法では、確率論的安全評価(PSA)解析モデルを活用して、原子力安全委員会が公表した定量的安全目標案及び日本原子力研究開発機構が高速炉サイクルの実用化研究開発プロジェクトの中で策定した定量的な安全設計要求から信頼性目標を導出する。本手法をJSFRの原子炉冷却系を構成する構造物及び機器の信頼性目標の決定へ適用した。その結果、内的事象PSA解析モデルと組合せた本手法は構造物及び機器の偶発的な破損に関連する信頼性目標の決定に適用可能であること、並びに地震を起因とする事象に関する手法は地震により重要な構造物及び機器のいずれかが破損する頻度の目標値を導出可能であることを確認した。
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- DOI : 10.1115/ICONE18-29276