基本情報

所属
岐阜大学 大学院連合創薬医療情報研究科 准教授
学位
博士(医学)(2018年3月 岐阜大学)

連絡先
ryohonda.rhgmail.com
研究者番号
00820143
J-GLOBAL ID
201801014841671502
researchmap会員ID
B000291875

医師、博士(医学)。タンパク質構造生物学とフォールディングの基礎研究を基軸とした創薬開発に従事している。遺伝子組換えタンパク質の発現&精製、立体構造解析、物性&フォールディング解析などの技術を生かし、実社会で活用可能な「モノづくり」に取り組んでいる。現在取り組んでいる研究課題は(1)細胞膜透過性タンパク質による新規汎RAS阻害剤(抗がん剤)の開発:細胞膜透過性を付与した新規キメラタンパク質を合成し、創薬困難標的の代表例とされるRAS(K/H/H-RAS)を阻害する新規タンパク質を開発している。現在、マウスモデルで腫瘍退縮作用を示す汎RAS阻害剤の合成に成功している。(2)超高感度TDP-43 SAA法の開発:基質タンパク質の改変と溶液条件の調節によってタンパク質のフォールディングを制御することで、ALS患者などに蓄積する異常型TDP-43タンパク質をfgレベルから検出可能なSAA(seed amplification assay)法を開発している。(3)その他:さまざまな共同研究により、タンパク質の立体構造に基づく低分子化合物の設計やin silcoスクリーニング(”構造に基づく創薬”)、遺伝子組換えタンパク質の発現&精製、MSイメージング法の開発などにも取り組んでいる。座右の銘は「天は自ら助くる者を助く」


主要な論文

  31

講演・口頭発表等

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8