共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2018年3月

物性調整された検査食を用いた嚥下動態解析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
16K16264
体系的課題番号
JP16K16264
配分額
(総額)
2,340,000円
(直接経費)
1,800,000円
(間接経費)
540,000円

物性を厳密に規格化した嚥下造影検査食の嚥下パターンには一定の傾向があるものの、「どのような所見によって」,「どのような食品」の経口摂取が困難となるのかを明らかにすること出来なかった。しかし、嚥下造影検査の定量解析で得られたデータを嚥下モニタ-に反映し、精度向上のアルゴリズムを開発した。嚥下モニターを用い、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者における嚥下と呼吸の整合性を検証するための観察研究を行った。ゼリー嚥下時に吸息が発生する頻度が高い患者群は急性増悪しやすい(Nagami et al 2017)ことを明らかにした。嚥下しやすいとされる食品の嚥下前後の吸息頻度がCOPD増悪と関連することを示した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K16264/16K16264seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K16264
ID情報
  • 課題番号 : 16K16264
  • 体系的課題番号 : JP16K16264