2019年4月 - 2021年3月
精神疾患患者の脳脊髄液における神経可塑性関連タンパク質の多分子同時解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
精神疾患の神経可塑性障害仮説を、マルチプレックスイムノアッセイで検証した。その結果、統合失調症患者および双極性障害患者で健常対照者と比べて有意に減少している脳脊髄液中の神経可塑性関連タンパク質が見出された。また、統合失調症、双極性障害、および大うつ病性障害患者の症状と有意に正に相関する脳脊髄液中の神経可塑性関連タンパク質も見出された。これらの所見は、精神疾患の神経可塑性仮説を支持していた。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K17076
- 体系的課題番号 : JP19K17076
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
Translational Psychiatry 10(1) 161-161 2020年12月 査読有り筆頭著者責任著者
MISC
1-
メディカル・サイエンス・ダイジェスト 46(6) 348-349 2020年6月 招待有り筆頭著者最終著者責任著者