MISC

2015年10月

補綴装置および歯の延命のために(Part 6) 力のコントロール 顎口腔系に発現する力の様相とその負荷

日本補綴歯科学会誌
  • 皆木 省吾
  • ,
  • 熊崎 洋平
  • ,
  • 川上 滋央

7
4
開始ページ
345
終了ページ
350
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2186/ajps.7.345
出版者・発行元
(公社)日本補綴歯科学会

咀嚼筋群によって発揮される力は顎口腔系に大きな影響を及ぼす。近年まで、この顎口腔系にかかる力のうち重要なものの一つとして、夜間ブラキシズムが長く注目されてきた。しかし最近の研究によって、咀嚼筋群の活動に関する知見が大きく変容しつつある。携帯型の高精度筋電計を用いて終日筋電図の記録・解析が可能となったことによる生物学的インパクトは大きく、これまでに原因の分からなかった臨床上の現象に対して覚醒時筋活動の視点から説明がつきはじめているものもある。本稿では、これらの方法論および集積されつつある最新の知見を含めて、顎口腔系への力の影響を考察した。(著者抄録)

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2186/ajps.7.345
ID情報
  • DOI : 10.2186/ajps.7.345
  • ISSN : 1883-4426
  • 医中誌Web ID : 2016023378

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