論文

2018年

戦前・戦中期の勝田守一における他者あるいは他者と共にあることをめぐる問題

教育学研究
  • 桑嶋 晋平

85
3
開始ページ
283
終了ページ
295
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11555/kyoiku.85.3_283
出版者・発行元
一般社団法人 日本教育学会

本稿は、戦前・戦中期の勝田守一における他者あるいは他者と共にあることをめぐる思考を跡付け、その限界を画定することを目的とする。とくに「われとわれら」(1938年)に焦点をあて、また西田哲学と和辻倫理学を介することで、隔たりとしての他者と、また他者と共にあることをめぐる勝田の思考を検討する。このことで、その思考の中核に本来性への回帰の論理が見出されるとともに、他者の喪失にいたる限界点があかるみにだされる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11555/kyoiku.85.3_283
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00056578
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282752345260544?lang=ja
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/029310458
ID情報
  • DOI : 10.11555/kyoiku.85.3_283
  • ISSN : 0387-3161
  • eISSN : 2187-5278
  • CiNii Articles ID : 130007728330
  • CiNii Books ID : AN00056578
  • CiNii Research ID : 1390282752345260544

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