共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2018年3月

MRIへの応用に向けたPHIP法による超偏極19F生成の研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
26461835
配分額
(総額)
5,070,000円
(直接経費)
3,900,000円
(間接経費)
1,170,000円

最終目標は、水素化反応を用いたパラ水素誘導偏極法によって高偏極19F原子核を生成してMRI造影剤とすることである。その第一段階として、Wilkinson触媒を用いてnonafluoro-1-hexeneの水素化反応を行い、nonafluorohexaneを生成した。通常の水素(パラ水素25%)を用いた水素化反応、パラ水素50%オルソ水素50%の水素を用いた水素化反応それぞれで、反応溶液のNMRスペクトルを測定して比較することにより、NMR装置の磁場を用いたALTADENA方式の偏極移行について検討した。その結果、NMR装置の磁場では不充分と考えられるので、さらなる検討が必要である。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26461835/26461835seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 26461835