論文

2011年3月

Dual task gaitの年代別検討 中年期・高齢期に着目して

神戸学院総合リハビリテーション研究
  • 浅井 剛
  • ,
  • 三栖 翔吾
  • ,
  • 堤下 広大
  • ,
  • 土井 剛彦

6
2
開始ページ
23
終了ページ
28
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
神戸学院大学総合リハビリテーション学会

Dual task gait(DG)に関する研究では、DG中の歩行速度を年代別にまとめたものは乏しく、臨床的に得た高齢患者のDGの歩行速度データを解釈するには注意が必要である。本研究では、地域在住の健常中高年者を対象としてDGの歩行速度を測定し、加齢にともなうDGの歩行速度変化について検討を行った。対象は地域在住の健常中高年者73名であった(年齢:63.4±5.8歳 男性:17名、女性:56名)。測定では、自分にとって快適な速度で歩くSingle task gait(SG)と、逆唱課題をしながら歩くDual task gait(DG)の2条件の測定をランダムに行ったのち、座位での逆唱課題を行った。DGにおいて、70歳代は50歳代と比較して有意に歩行速度が遅かった(p<0.01)。SGとDGの条件間比較では、60歳代と70歳代でDGの歩行速度は有意に遅くなっていた(p<0.01)。本研究の結果から、中高年期のDGの歩行速度変化は、60歳代から徐々に現れ、70歳代において顕著になることが示された。(著者抄録)

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