共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年8月 - 2020年3月

人工膝関節全置換術患者における小型センサによる歩行動作評価の妥当性の検討

日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
  • 三栖 翔吾

課題番号
19K21522
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,730,000円
(直接経費)
2,100,000円
(間接経費)
630,000円
資金種別
競争的資金

本研究は、安価で可搬性に優れる小型センサを用いてTKA術後患者の歩行動作を評価し、加速度由来の歩容指標のアウトカムとしての妥当性(基準関連妥当性および予測妥当性)を検討することを目的とする。研究協力関係にある病院において、研究期間内にTKAが実施される連続症例に対して小型センサを用いた術前、術後の歩行動作評価を実施する。小型センサは下部体幹および踵部に装着し、得られた加速度および角速度データを適切にフィルタリング処理した後、既に地域在住高齢者において信頼性・妥当性が報告されている歩容指標(変動性、規則性、滑らかさ、動揺性の指標)の算出を行う。また、退院時には小型センサによる歩行動作評価に加えて運動耐容能の評価である6分間歩行試験を実施し、歩行距離、試験後の疲労、疼痛を記録する。上記評価より得られた結果から術前後の歩容指標の比較と、退院時歩容指標と6分間歩行試験により得られた指標との関連性の横断的検討を実施する。さらに、術後3ヶ月、6ヶ月の時点における活動量、疼痛の有無、転倒の発生について、電話調査法により調べる。得られた結果より、退院時の歩容指標と活動量、疼痛の有無、転倒発生との関連性について検討を行う。平成30年度では、12例のTKA術後患者にて小型センサを用いた歩行動作評価および退院時6分間歩行試験を実施した。また、随時、電話調査法による追跡調査を実施している。研究実施は概ね順調に進行しており、平成31年6月まで術後退院時の調査を実施し、12月まで追跡調査を実施していく予定である。