2021年6月30日
老年看護学における新しい授業形態のあり方 -対面授業と非対面授業のルーブリック評価による比較検討-
畿央大学紀要 = Bulletin of Kio University
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- 巻
- 18
- 号
- 1
- 開始ページ
- 69
- 終了ページ
- 78
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.24482/00000064
- 出版者・発行元
- 畿央大学
本研究は、ルーブリック評価入力により学習到達度の可視化を行い、学生の主体的自己評価により、実施された教授方法についてリクレクションを行い、2年間の学習到達度を比較検討した内容である。2020年度は、COVID-19の感染予防対策により非対面授業に変更したことが、対面授業であった2019年度の教授方法と大きな相違点である。その結果、講義のみの科目である老年看護学対象論は、対面授業より非対面授業の方が「達成」「高度達成」の回答は高値であったが、演習科目であるグループワークが中心である老年看護学援助論Ⅱにおいては、対面授業より非対面授業の方が、「達成」は高値であったが、同時に「未達成」も高値を示していたことが明らかになった。そして、今後は対面授業において繰り返し反復学習できる点などの非対面授業のの利点は残しつつ、さらなる教授方法の工夫を行うことの示唆を得た。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.24482/00000064
- ISSN : 1349-5534
- CiNii Articles ID : 120007125089
- CiNii Books ID : AA11989647
- CiNii Research ID : 1390853650474331264