保障措置と核セキュリティの強化に向けた相乗効果に関する概念研究
9th INMM/ESARDA/INMMJ Joint Workshop
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- 開催年月日
- 2019年10月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
保障措置と核セキュリティ(2S)の相乗効果が期待できる施設・工程を評価・検討した。例として測定機器の共同利用の可能性が考えられる。再処理プラントでは、タンクレベルゲージを、IAEA保障措置の転用検知、国の機関による盗取の検知、事業者による運転状況の監視にそれぞれ利用している。こうした状況下で、検出器に要請される感度・時間応答等が各利用者が要請する性能を満足するものであれば、生データを共用する可能性が考えられる。これにより、検出器設置の重複を避けコスト上の有用性ももたらすであろう。将来のあらゆる原子力施設における相乗効果を、設計段階からの2Sに基づいて図ることが期待できよう。