共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

ホウ素中性子捕捉療法に用いる新規薬剤BAMPの性能評価

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

課題番号
19K18409
体系的課題番号
JP19K18409
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)のための新規ホウ素薬剤(BAMP)の開発に成功した。BAMPは細胞実験において、現在臨床で用いられているホウ素薬剤(BPA)よりも低毒性であることが示唆された。また、動物実験において、BPAと同等の治療効果が得られ、その治療効果は用量依存的であることが確認された。さらに、BAMPは高水溶性であることからBPAと異なり投与量の増量が容易である。よって本研究により、BAMPがBNCTにとって、BPAに代わる新たなホウ素薬剤として期待できる成果が得られた。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K18409
ID情報
  • 課題番号 : 19K18409
  • 体系的課題番号 : JP19K18409