共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2017年3月

運動皮質梗塞モデルによる運動負荷と新生GABAシステムに依存的な神経再構築の関係

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
26350594
体系的課題番号
JP26350594
配分額
(総額)
4,940,000円
(直接経費)
3,800,000円
(間接経費)
1,140,000円

運動処方は脳梗塞後の運動機能の回復を促進する事が知られるが、神経学的な機序については不明である。運動負荷は成体脳での神経新生を促進する事が知られるので、我々は運動皮質に梗塞巣が限局するモデルを確立し、脳梗塞後の神経新生や分化などの神経系の再構築と運動機能に対する各種運動負荷の役割について検討した。特に神経新生についてはGABA細胞のサブポピュレーションに注目した。梗塞巣が限局する我々の動物では障害の程度は軽度であるが、評価項目を増やしたビームウォーク試験により機能回復に対する運動負荷の有効性が明らかになった。一方、現時点ではGABA細胞のサブポピュレーションの産生に対する影響は見えていない。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26350594/26350594seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26350594
ID情報
  • 課題番号 : 26350594
  • 体系的課題番号 : JP26350594