共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2017年3月

ジルコニアおよびチタン上培養細胞における骨芽細胞分化能の比較

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
15K21457
体系的課題番号
JP15K21457
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

本研究では歯・インプラント・顎骨・歯根膜の相互作用の解明について多方向よりアプローチし、成長因子の機能と細胞増殖分化制御に関する新たな知見を得た。
1. ヒト歯根膜細胞6株を樹立し、すべての細胞株でTGF-βにより骨芽細胞分化が促進し、BMPによって抑制された。2. レーザー照射によって発現の上昇が認められたMMPは、細胞内TGF-βの活性化に関与する。3. 幼若エナメル質ではTGF-β1が、成熟期エナメル質ではTGF-β1とβ3が共存する。4. 樹立した歯髄細胞株は象牙芽細胞分化能を有しており、TGF-βおよびBMPによる分化誘導によってDSPP、MMP-20の遺伝子を発現した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K21457/15K21457seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K21457
ID情報
  • 課題番号 : 15K21457
  • 体系的課題番号 : JP15K21457

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