1993年2月
高温における板状燃料からのFP放出
JAERI-M 93-016
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- 開始ページ
- 259
- 終了ページ
- 267
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
JMTRでは、1993年に濃縮度45\%のUAl$_{x}$-Al燃料から濃縮度約20\%のU$_{3}$Si$_{2}$-Al燃料に変更する予定であり、この変更に係る安全解析が実施された。安全解析において使用する核分裂生成物の燃料から1次冷却水への放出率を求めるため、U$_{3}$Si$_{2}$-Al燃料を用いた炉外実験を行った。実験は、600~1100$^{\circ}$Cの範囲で行われ、U$_{3}$Si$_{1.5}$-Al及びUAl$_{x}$-Al燃料も比較のために含まれた。実験の結果から、U$_{3}$Si$_{2}$-Al燃料は、これまでJMTRで使用されてきたUAl$_{x}$-Al燃料とほぼ同等の核分裂生成物保持能力を有することが明らかにされた。