MISC

1992年7月

高温時におけるシリサイド燃料からの核分裂生成物の放出

Nucl. Saf.
  • 二村 嘉明
  • ,
  • 斎藤 実
  • ,
  • 小山田 六郎
  • ,
  • 桜井 文雄
  • ,
  • 小森 芳廣
  • ,
  • 齋藤 順市
  • ,
  • 岩井 孝
  • ,
  • 清水 道雄
  • ,
  • 中川 哲也

33
3
開始ページ
334
終了ページ
343
記述言語
英語
掲載種別

JMTR燃料の濃縮度低減化計画の一環として、低濃縮ウラン燃料の安全評価に資するため、シリサイド燃料の高温時における核分裂生成物(FP)の放出に関する実験を行った。シリサイド及びアルミナイド燃料のミニプレートをJMTRにおいて燃焼度約22\%及び65\%まで照射した。これらの照射試料はホットラボにおいて600$^{\circ}$C~1100$^{\circ}$Cまで100$^{\circ}$C毎に加熱し各温度におけるFP放出量を測定した。実験の結果、シリサイド燃料のFP保持力は、世界の試験・研究炉で広く使用されているU-Al合金燃料及びアルミナイド燃料のFP保持力と比較して同等以上であることが明らかとなった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2052571
ID情報
  • ISSN : 0029-5604

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