共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2020年3月

場の状況推定を可能にする身体動作ビッグデータの文理融合型研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 山本 倫也
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  • 青柳 西蔵
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  • 角所 考
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  • 長松 隆
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  • 阪田 真己子
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  • 山本 知仁

課題番号
16H03225
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
17,160,000円
(直接経費)
13,200,000円
(間接経費)
3,960,000円
資金種別
競争的資金

場の状況推定を可能にする身体動作ビッグデータの収集・保存、分析・理解と、その活用に向けて、舞踊のために考案された、身体表現から情動を抽出(推定)する枠組みであるLaban Movement Analysis (LMA)の発展展開をさらに進めた。具体的には、1.LMAの数理モデル構築、2.集団に対応した拡張モデル構築、3.場の状況と認識結果のオープン化を進めた。
1.については、LMAの数理モデル構築においては、モーションキャプチャから得られるデータと、個人の情動等を対応づける作業を、一般的な行動分析研究と同様に進めてきた。また本研究において、ものづくりを対象に、独自にTime, Space, Weightのラバン特徴量を定め、情動抽出における有効性を明らかにした。本年度は、デザイン制作のタスクを対象に、具体的には、認識対象の場で生起しうる情動を体系的に抽出するとともに、対応付けのための推定モデルの構築・改良を進めた。特に、これまでとは異なるタスクに提案手法を適用した場合にも、その手法が有効であることが明らかになった。また、いわば身体動作表情といえるような、情動表出パターンが存在することも明らかになった。
2.の集団に対応した拡張モデルの構築に向けては、引き続き、様々な状況下でのデータ収集を進めた。また、学習の場を対象に、カメラや加速度センサを利用し、多人数から収集したデータをもとに場の理解のためモデル構築・検証、深層学習による推定なども行い、多方面から検討を加えながら研究開発を進めた。
3.の場の状況と認識結果のオープン化に関しては、これまで取得したデータの見直しを進めて、ビッグデータの質に関する基礎的検討を行うとともに、どのようにして取得したデータであるかを公開する手法についての検討を始めた。

リンク情報
論文
うなずく学生キャラクタがかかわりを実感させるオンデマンド授業の配信
ID情報
  • 課題番号 : 16H03225
  • 論文の業績ID : 32787833