共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年 - 2015年

南海トラフ地震に備えた事前の「復興計画」の提案 地域文脈の解読と集落・都市の再編

文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(B))  基盤研究(B)

課題番号
25289208
体系的課題番号
JP25289208
担当区分
連携研究者
配分額
(総額)
17,940,000円
(直接経費)
13,800,000円
(間接経費)
4,140,000円
資金種別
競争的資金

8月までに研究内容と対象地域の検討を重ねた結果、【1.沿岸部】について、1W.和歌山・海南エリア(1W-u.都市部:和歌山市、1W-v.集落群:海南市塩津+冷水+戸坂+下津町大崎)、1Y.湯浅・広川エリア(1Y-u.都市部:広川町、1Y-v.集落群:湯浅町栖原+田地+広川町唐尾)、1T.田辺エリア(1T-c.仮設市街地:田辺市)、1S.すさみエリア(1S-v.集落群:すさみ町広域+見老津)、1O.尾鷲エリア(1O-u.都市部:尾鷲市、1O-v.集落群:尾鷲市九鬼+須賀利)、1A.阿南エリア(1A-u.都市部:阿南市、1A-v.集落群:海陽町宍喰浦)、1B.大阪ベイエリア(1B-u.都市部:神戸市兵庫区・長田区)、【2.山間部】については、2M.紀伊半島広域過疎地域(かつらぎ町、九度山町、高野町、紀美野町、由良町、日高川町、北山村、新宮市、那智勝浦町、古座川町、すさみ町、串本町、太地町、日置川町)、2K.熊野水系集落群(十津川村、田辺市本宮、新宮市)を選定・分担することとした。9月以降は予備調査として、全対象地区に共通して、市街地形成・災害履歴・都市計画に関する文献収集、地元行政・地域住民との連携構築、地元行政・主要企業等の大地震への準備状況等のヒヤリングを行った。また、国内外の被災地の復興事例を収集し、南海トラフ地震への対応に必要な情報を整理した。以上を基に、対象地区毎に追及すべきテーマを次の通り再設定し、本調査を開始した(成果を論文等12編に公表)。①都市形成史の解明(1W-u、1T)、②地区・集落単位の防災まちづくり(上述の各地区・集落)、③地域レベルでの総合的な復興計画・再編計画の提案(1W-v、1Y)、④医療・福祉・学校等地域施設の役割の再評価と再編(1O-v、1A-u、2M、)、⑤産業の持続・再編の提案(1B、2K)、⑥仮設住宅・仮設市街地の提案(1Y、1T-c、1K)、⑦国内外の復興事例の考察。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/25289208.ja.html
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25289208
ID情報
  • 課題番号 : 25289208
  • 体系的課題番号 : JP25289208