MISC

2014年9月

超臨界炭酸ガスタービンシステムを採用した2次系削除JSFR(Japan Sodium Fast Reactor)の概念検討,2; タービンシステムとプラントサイズ

JAEA-Research 2014-016
  • 木曽原 直之
  • ,
  • 阪本 善彦
  • ,
  • 小竹 庄司*

開始ページ
60
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2014-016

ナトリウム冷却高速炉の安全性と経済性の更なる向上のために、超臨界炭酸ガスサイクルタービンシステムのJSFRへの適用性を検討した。本検討は、超臨界炭酸ガスタービンシステムを1次ナトリウム系に直結した2次系削除型JSFRに関するものである。超臨界炭酸ガスタービンのシステム構成、ヒートマスバランス、主要機器の設計検討について述べる。また、原子炉建屋とタービン建屋内の機器・配管の配置も検討し、建屋の大きさを評価した。この結果、従来の2次系を有する蒸気タービンを採用したJSFRと比較すると、原子炉建屋容積及びタービン建屋容積は、それぞれ7\%、40\%削減することが明らかとなった。また、サイクル熱効率は41.9から42.3\%であり、水・蒸気システムのJSFRとほぼ同じであることわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2014-016
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5041529
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2014-016

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