MISC

2012年1月

JSFRの概念設計研究,2; 原子炉構造

Proceedings of International Conference on Fast Reactors and Related Fuel Cycles (FR 2009) (CD-ROM)
  • 衛藤 将生*
  • ,
  • 神島 吉郎*
  • ,
  • 岡村 茂樹*
  • ,
  • 渡辺 収*
  • ,
  • 大山 一弘*
  • ,
  • 根岸 和生
  • ,
  • 小竹 庄司*
  • ,
  • 阪本 善彦
  • ,
  • 上出 英樹

開始ページ
10
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

JSFRの設計においては、建設費の低減を目指して、原子炉容器径を小さく、炉内構造物を簡素にしている。原子炉容器径の低減は、先進的な燃料交換システムと運転中高温になる原子炉容器の概念を採用することで達成している。しかし、原子炉容器径の低減により、上部プレナム内の流速が増加し、流動場が厳しくなる。このため、カバーガスの巻き込みとホットレグ吸込口における液中渦によるキャビテーションの発生を抑制するため、上部プレナム流動場の最適化を実施した。加えて、設計地震荷重が増大し、かつ原子炉容器壁が上部プレナムの熱過渡に直接曝されることから、地震荷重と熱荷重に対する構造健全性を評価した。本論文は、これら原子炉構造の設計研究の特徴と結果について記載するものである。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5023101

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