2016年6月
【在宅医療の新時代:連携から統合へ】臨床に役立つQ&A 在宅医療・介護における情報通信技術の活用 システムの相互運用性に関する実証実験
Geriatric Medicine
- ,
- 巻
- 54
- 号
- 6
- 開始ページ
- 611
- 終了ページ
- 615
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- 出版者・発行元
- (株)ライフ・サイエンス
地域包括ケアシステムを実現するために、医療職と介護職の連携が喫緊の課題となっている。専門職の連携を促進するために、情報通信技術を活用した効率的なケア記録などの共有が求められている。昨今、様々な地域において、専門職が共同利用できる情報共有システムが構築されている。しかしながら、情報共有システムの導入により、それぞれの情報システムにケア記録を繰り返し入力する必要性が生じ、専門職の記録業務が増加した。このような二重入力を回避するためには、専門職が利用する情報システムと情報共有システムの相互運用性の確保が不可欠である。本稿では、千葉県柏市の事例を紹介しながら、システムの相互運用性に関する実証実験を概説する。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 0387-1088
- 医中誌Web ID : 2016307995