基本情報

所属
神戸市看護大学 基盤看護学領域 災害看護・国際看護学分野 教授
高知県立大学 看護学部 特任教授
一般社団法人EpiNurse 代表理事
学位
博士(医学)(2007年12月 岡山大学)

J-GLOBAL ID
200901056815492734
researchmap会員ID
5000099390

外部リンク

人々は、地球上のあらゆる場所で常に健康危機にさらされており、災害はその脆弱性を一層深めます。災害と健康危機の相互作用は、社会構造、文化、時間軸によって大きく異なるため、包括的かつ多層的な視点からその構造を捉え、持続可能な解決策を模索し、社会に還元していくことが私の研究の目的です。

とくに「人間の安全保障のための減災」と「ケアの視点」の統合を目指し、Society 5.0におけるナイチンゲールの実装をテーマに掲げています。情報弱者を災害時要支援者と捉え、多様な文化・背景を持つ人々に対する社会的ケアとリスクコミュニケーションの重要性を重視。国際的・学際的な研究連携を通じて、セルフケアとプライマリヘルスケアを支える情報システムの構築を進めています。

また、国内では高知や神戸、国外では東南・南アジア諸国において、現地フィールドでの災害リスクモニタリングやシミュレーション研究を行い、GISやXRなどの可視化技術を用いた減災ケアモデルの構築に取り組んでいます。これらの知見を迅速かつ実装可能な形で社会に届けるため、企業や自治体、国際機関との連携を通じた実践と政策提言にも力を入れています。

現在の研究テーマ:

気候変動とプラネタリー・ヘルス
災害看護におけるDXの活用
多文化共生と災害時健康支援
次世代看護リーダー育成と地域共創モデルの構築


受賞

  11

書籍等出版物

  22

論文

  133

講演・口頭発表等

  177

MISC

  121

主要な所属学協会

  7

Works(作品等)

  12

共同研究・競争的資金等の研究課題

  37

社会貢献活動

  25

メディア報道

  48