論文

査読有り 筆頭著者
2019年3月

訪問看護師を対象とした在宅心不全看護セミナーの評価と内容の改善

医療職の能力開発
  • 佐野 元洋
  • ,
  • 岡田 将
  • ,
  • 永田 絵理香
  • ,
  • 眞嶋 朋子
  • ,
  • 小林 欣夫

6
2
開始ページ
71
終了ページ
76
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
日本医療教授システム学会

【背景と目的】訪問看護師を対象に在宅心不全看護セミナー(以下、セミナー)を定期開催している。セミナーの目的は、心不全に関する知識の獲得やアセスメント能力を強化し、心不全の増悪徴候を早期発見できることである。しかし、受講後の評価やセミナーの内容改善のための現状が把握できていなかった。そこで、セミナー参加者へ質問紙による調査を行い、セミナーの評価をすること、およびセミナーの満足度やニーズから、内容改善について検討することとした。【方法】心不全に関する知識とアセスメント能力をウィルコクソンの符号付き順位検定にて比較し、セミナーへの満足度、ニーズ等は集計した。【結果】合計39名の訪問看護師が対象となり、受講前後で比較した心不全に関する知識、アセスメント能力の10項目全てで有意な上昇が認められた。自由記載の回答より、聴診や採血データ、フィジカルアセスメントの判断が不十分と感じる、演習の時間がもっと欲しい、心臓リハビリテーションや心エコー所見について知りたいなどのニーズが挙げられた。【考察と結論】本セミナー受講により心不全に関する知識の獲得やアセスメント能力が向上したと考えられた。様々な聴診の演習やフィジカルアセスメント、採血データの解釈、適切な水分量の把握など、より実践的な側面のニーズが明らかとなり、事例を交えながら講義や演習を行い、より実践的で活用可能な内容を盛り込む必要性が示唆された。(著者抄録)

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