MISC

2016年9月

PHITSコードの概要と材料の放射線損傷計算への核データ応用

JAEA-Conf 2016-004
  • 岩元 洋介
  • ,
  • 佐藤 達彦
  • ,
  • 仁井田 浩二*
  • ,
  • 橋本 慎太郎
  • ,
  • 小川 達彦
  • ,
  • 古田 琢哉
  • ,
  • 安部 晋一郎
  • ,
  • 甲斐 健師
  • ,
  • 松田 規宏
  • ,
  • 岩瀬 広*
  • ,
  • 中島 宏
  • ,
  • 深堀 智生
  • ,
  • 奥村 啓介
  • ,
  • 甲斐 哲也
  • ,
  • Sihver L.*

開始ページ
63
終了ページ
69
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.11484/jaea-conf-2016-004

粒子・重イオン輸送計算コードシステムPHITSは、原子力機構を中心に、複数の国内外の研究機関の協力の下で開発が進められている。同コードは、様々な核反応モデルやデータライブラリにより、中性子・陽子・重イオン・電子・光子等のほとんどの種類の粒子の輸送を取り扱うことが可能で、ソースプログラム,実行ファイル,データライブラリといった全ての構成要素が一つのパッケージにまとめられて配布されている。現在、1800人を超える研究者等がPHITSユーザーとして登録されており、核技術、加速器施設の設計、医学物理といった様々な分野で利用している。本発表ではPHITSに組み込まれている物理モデルを簡単にまとめ、最新のミューオン核反応モデル、$\gamma$脱励起モデルEBITEMについて紹介する。また、IAEA-CRP「初期の放射線損傷断面積」の活動の下で行っている、PHITSを用いた材料のはじき出し断面積、はじき出し原子エネルギースペクトル、カーマの計算結果について紹介を行う。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-conf-2016-004
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5053811
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-conf-2016-004

エクスポート
BibTeX RIS