PHITSコード開発の現状
日本原子力学会2019年春の年会
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- 開催年月日
- 2019年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 水戸
- 国・地域
- 日本
PHITSとは、原子力機構が中心となり国内外複数の研究機関と協力して開発を進めている汎用モンテカルロ放射線輸送計算コードであり、あらゆる物質中での様々な放射線挙動を模擬することができる。おおよそ年1回の頻度で更新しており、その最新版を2019年3月までに公開する予定である。最近の主な改良点は、(1)陽子及び炭素イオンに対する飛跡構造解析モードの組込、(2)ニュートリノ核反応モデルの組込、(3)[weight window], [t-wwg]及び[t-dchain]のxyzメッシュ対応、(4)磁場マップ読込機能の組込、(5)統計崩壊モデルGEMの改良、(6)内蔵線量換算係数の更新と拡充、(7)RI線源機能のAuger電子, 特性電子, 内部転換電子放出への対応、(8)核反応や原子反応の発生頻度分布を出力する[t-interact]の開発、(9)エラーコードの導入などである。本発表では、その最新版の特徴を紹介する。