$^{235}$U(n$_{\rm th}$,f)における高エネルギー即発ガンマ線スペクトルの測定
日本原子力学会2020年春の年会
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- 開催年月日
- 2020年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福島
- 国・地域
- 日本
$^{235}$U熱中性子入射核分裂における即発ガンマ線スペクトルを高エネルギー領域まで測定した。実験はグルノーブル・ラウエランジェバン研究所の研究用原子炉から供給される冷中性子ビームを用いて行った。従来の測定に比べて5桁高い感度を実現し、ガンマ線エネルギーで20MeVまでのスペクトルを得た。スペクトル上にいくつかの局所的な構造を見出した。考察の結果、これらは中性子過剰核の準位構造を反映し、特定の核分裂片から放出されたものであることがわかった。