2018年10月
中性子誘起核分裂における即発高エネルギー$\gamma$線測定システムの開発
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 906
- 号
- 開始ページ
- 88
- 終了ページ
- 96
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nima.2018.07.055
中性子誘起核分裂における即発高エネルギー$\gamma$線を観測するための新しい測定システムの開発を行った。測定システムは核分裂片を観測するための多芯線比例計数管と$\gamma$線測定用のLaBr$_{3}$(Ce)シンチレータから構成される。開発したシステムを仏国ラウエ・ランジュバン研究所にある高中性子束炉のPF1Bコースに設置して、$^{235}$U中性子誘起核分裂における即発$\gamma$線を行った。測定ではエネルギー最大20MeVまでの$\gamma$線スペクトルの観測に成功し、$^{235}$U中性子誘起核分裂において非常に高いエネルギーの$\gamma$線が放出されていることを確認した。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.1016/j.nima.2018.07.055
- ISSN : 0168-9002