MISC

2009年3月

TRU廃棄物分別のためのか焼処理技術開発

JAEA-Technology 2009-001
  • 佐々木 紀樹
  • ,
  • 青山 佳男
  • ,
  • 山下 利之

開始ページ
33
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2009-001

TRU廃棄物の分別作業における破袋作業及び有害物除去作業の自動化による作業員の被ばく低減と運転コストの削減を目的として廃棄物を500$\sim$700$^{\circ}$Cに加熱することにより梱包材と有害物の除去を行う「か焼処理」の技術開発を行った。実験室規模の試験装置による処理試験により、廃棄物の梱包物はか焼処理によって除去されることが示された。また、除去が必要となるセルロース系天然有機物,イソプレン系天然有機物についても、か焼処理によって分解されることが示された。有害物である鉛,アルミニウムについては、か焼処理によって分離可能であるが、個別に回収するためにはさらなる技術開発が必要であることが示された。試験結果に基づいて実処理装置の検討を実施するとともに、か焼処理技術の実現に向けた今後の技術開発項目をまとめた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2009-001
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5017710
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2009-001

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