基本情報

所属
東北大学 電気通信研究所 人間情報システム研究部門 高次視覚情報システム研究室 高次視覚情報システム研究分野 教授
学位
工学博士(東京工業大学)

J-GLOBAL ID
200901088882720333

外部リンク

1986年 東京工業大学総合理工学研究科博士課程修了(工学博士)
1986年 モントリオール大学 博士研究員
1989年 ATR視聴覚機構研究所 博士研究員
1990年 千葉大学 工学部 助手
1998年 千葉大学 工学部 助教授
2004年 千葉大学 工学部 教授
2005年 東北大学 電気通信研究所 教授

研究キーワード

  9

委員歴

  14

論文

  166

MISC

  405

書籍等出版物

  8

講演・口頭発表等

  70

所属学協会

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  17

その他

  2
  • 2002年4月 - 2002年4月
    我々は,膨大な視覚情報から必要な情報を注意によって選択している。注意は効率のよい情報選択に欠かせないが,予期しない対象物の出現は,注意を捕獲しそれまでの処理を中断する。本研究の目的は注意の捕獲現象を調べることである。注意の捕獲現象はその捕獲刺激への眼球運動を伴うことが予測されることから,眼球運動の影響についても調査する。注意および視線の移動に関連する特性評価は,運転時の安全性やインターネットなどで適切な映像呈示を行う上で重要である。
  • 2000年4月 - 2000年4月
    快適に観賞できしかも効率的な立体情報の表示のためには,人間の立体視特性を十分に考慮した設計をすることが必要である。本研究では奥行運動に注目し,3次元の運動情報が視覚系によっていかに処理されているかについて検討した。実験では奥行運動の手掛かりを,両眼視差に基づく情報と両眼の運動の差に基づくものに分離し,コントラスト感度の測定を行った。刺激には、ランダムドットパターンあるいはガボールパッチか正弦波グレーティングを用い,時空間周波数特性,個人差,色の効果について,それぞれの手掛り条件で測定した。実験結果から,1)速度差手掛りを処理するメカニズムと視差手掛りを処理するメカニズムは異なり,前者は時間的には高周波,空間的には低周波に感度を,後者は逆に時間的に低周波。空間的に高周波に持つ,2)速度差と視差条件と視差速度差条件との間では感度の相関は高い,3)輝度刺激では速度差刺激に対して帯域通過型,視差刺激に対して低域通過型を示し,色刺激ではいずれも低域通過型か弱い帯域通過型で条件による明らか差はないなどが示された。これらの結果は,奥行き運動の知覚に関わる処理過程には異なる2つが存在し、それらは時空間周波数特性に差があり,相対的な感度差は個人によって変動する,また、両手がかりとも色差刺激で形成しても有効であることを意味する。これらの知見は、3次元の動画の観察において時空間周波数に依存した奥行感の変化,個人差による効果の大小,色情報の圧縮などを考える上で重要であろう。