基本情報

所属
同志社大学 商学部商学科 博士後期課程教授
学位
博士(商学)(慶應義塾大学)
修士(商学)(慶應義塾大学)

研究者番号
70338234
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0002-5065-6281
J-GLOBAL ID
200901036930377875
researchmap会員ID
6000009877

外部リンク

[略歴]

同志社大学大学院商学研究科後期博士課程教授、同志社大学企業・技術・国際競争力研究センター所長、博士(商学、慶應義塾大学)、公認会計士。田口聡志公認会計士事務所所長。

慶應義塾大学商学部助手(有期)、新日本監査法人(現:EY新日本有限責任監査法人)、多摩大学経営情報学部助教授などを経て現職。

東証プライム市場上場企業の社外取締役や、コンサルティング会社の社外役員、監査法人のパートナーも務める。


[研究領域] 

実験会計学(管理会計、財務会計、監査論)、実験社会科学、行動経済学、デジタル時代の信頼、サステナブル開示のリアル・エフェクト、フューチャー・デザインとガバナンス

世の中の「仕組み」をどのように設計すれば、持続可能な社会がデザインできるかということについて、ゲーム理論と経済実験を用いてアプローチしている。もともとの興味関心は、企業が自らの経済活動を描写し情報開示をおこなう「会計」という「仕組み」にあるが、近年は、会計学(管理会計・財務会計・監査論)を軸足にしつつも、その枠組みだけにとらわれず、広く世の中の経済の仕組みを研究対象として、領域を超えた様々な領域の研究者とのコラボレーションを図っている。特に最近では、パンデミック下における新しいテクノロジーの進展がビジネスにもたらす影響に興味を持ち、社会における情報開示やガバナンス、経営管理のあり方、ひいてはそこにおける信頼や社会規範のあり方に注目して研究を進めている。

 

[現在関心のあるテーマ]

①デジタル時代の信頼と不正に係る実験研究、②フューチャー・デザインによるガバナンスのデザイン、③Second-order trust (「AIを信頼する経営者」に対する2次的信頼)に関する実験研究、④ゴール設定と企業不正のエスカレーション、⑤財務・非財務情報を巡る情報開示のリアルエフェクト、⑥ベイズ更新とインフォメーションデザイン、⑦企業会計の原初形態や社会規範性に関する理論的・実験的研究


[著書]

『教養の会計学: ゲーム理論と実験でデザインする』ミネルヴァ書房(日本経済会計学会2021年度教育賞受賞)、『実験制度会計論:未来の会計をデザインする』中央経済社(第58回日経・経済図書文化賞、第44回日本公認会計士協会学術賞、日本ディスクロージャー研究学会2017年度学会賞(著書の部)受賞)、『心理会計学』(監訳)中央経済社、『デリバティブ会計の論理』税務経理協会など多数.

 


書籍等出版物

  11

論文

  110

講演・口頭発表等

  36

共同研究・競争的資金等の研究課題

  20

MISC

  16

Works(作品等)

  1

産業財産権

  1

学術貢献活動

  2