MISC

2006年7月7日

おはじきインタフェース : ハイスピードカメラを用いた指を弾くジェスチャの認識

情報処理学会研究報告. HI,ヒューマンインタフェース研究会報告
  • 佐藤 俊樹
  • ,
  • 福地 健太郎
  • ,
  • 小池 英樹

119
72
開始ページ
103
終了ページ
110
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人情報処理学会

この論文では,指で物を弾いて飛ばす動作を用いたゲーム等に用いるための力の入力インタフェースを提案する.本システムでは指で弾く動作をハイスピードカメラと高いフレームレートの画像認識を用いて認識する事で腕の角度や弾かれた指の速さを求め,力の強さと2次元的な方向を入力する手法として利用する.本システムを用いる事で,ユーザはスポーツ等で用いられる打つ・弾く動作を行う際の力加減と方向の入力を直感的に行う事が出来る.このシステムを用いて作成された3Dゴルフアプリケーションでは,より直感的なショットの強弱のコントロールを実現した.また「おはじき」という遊戯本来の遊び方をコンピュータ上で仮想的に再現するシステムとしてテーブル上に投影された仮想的なおはじきを指で弾き飛ばす事の出来るテーブルトップおはじきゲームシステムを作成した.このシステムでは,ユーザはテーブル上の仮想的なおはじきを,あたかもそこに存在しているかのように狙いをつけ指の力で弾き飛ばす事が出来る.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004849439
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10116111
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/8003327
ID情報
  • ISSN : 0919-6072
  • CiNii Articles ID : 110004849439
  • CiNii Books ID : AN10116111

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