共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

平衡線高度決定モデルを用いた多年性雪渓とニッチ氷河の維持・形成機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 澤柿 教伸
  • ,
  • 福井 幸太郎
  • ,
  • 山口 悟

課題番号
17K01235
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

2018年度は,2017年度に優先的に解析した「内蔵助雪渓」,「池ノ谷雪渓」,「カクネ里雪渓」の3つの雪渓に加えて,それら以前に「現生氷河」と認定されていた「御前沢雪渓」,「三ノ窓雪渓」,「小窓雪渓」についても解析を開始することとし,現地調査に地形の数値化とモデルの最適化とELA決定モデルの実行について研究を進めた.解析内容は2017年度と同様に,アイスレーダー探査などのこれまでの現地調査で判明している基盤地形と表面形状を,モデル計算に適用するために数値化し,それを,2017年度にR言語に移植ずみのELA決定モデルを用いて計算した.
データセットを完了していざ本格的な解析作業に入ろうとした段階で,研究代表者の所属校の研究施設が改修工事のために夏期の2ヶ月間閉鎖されることが急遽決定し,さらに猛暑の中での研究機材の移動・待避作業の際に,少なからぬ電子機器に故障や障害が発生して,機材の修理・再購入,計算環境の再構築を余儀なくされ,研究の遂行に遅れが生じた.
これらの研究成果を,9月に北海道科学大学で開催された雪氷研究大会・札幌で口頭発表した(地震・大規模停電により誌上開催).また,本研究テーマに関連して共同研究者が筆頭著者で2017年度に「地理学評論」にて出版した論文が,2018年度の地理学会賞論文部門賞を受賞した.

ID情報
  • 課題番号 : 17K01235