2017年6月 - 2022年3月
南極氷床と気候の変動及び相互作用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
アイスコア研究では、特に温暖な「スーパー間氷期」で直近の最終間氷期(約12.5万年前)について、ドームふじアイスコアの年代決定精度を大幅に上げるため、酸素/窒素比ほか7種類の気体成分の分析を平均分解能500年で実施した。また、連続融解法により、年代同期に使用するメタンやダストなどの分析も開始した。
現場観測では、東南極リュッツォ・ホルム湾に流入するラングホブデ氷河における熱水掘削により、棚氷全域をカバーする4か所で棚氷下の海洋環境の観測に成功した(底層水班、固体地球班、生態系班連携)。また、沿岸から内陸にかけての涵養量や、氷床表面形状、表面流動などの氷床表面の観測と、氷床レーダーを用いた氷厚(基盤地形)や内部層の観測を実施した。
現場観測では、東南極リュッツォ・ホルム湾に流入するラングホブデ氷河における熱水掘削により、棚氷全域をカバーする4か所で棚氷下の海洋環境の観測に成功した(底層水班、固体地球班、生態系班連携)。また、沿岸から内陸にかけての涵養量や、氷床表面形状、表面流動などの氷床表面の観測と、氷床レーダーを用いた氷厚(基盤地形)や内部層の観測を実施した。
- ID情報
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- 課題番号 : 17H06320
- 体系的課題番号 : JP17H06320
この研究課題の成果一覧
絞り込み
受賞
1論文
1-
Nature Communications 12(1) 2021年7月 査読有り
MISC
2-
北海道の雪氷 42 45-48 2023年10月
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北海道の雪氷 41 35-38 2022年9月
講演・口頭発表等
3-
JpGU 2022 (Japan Geoscience Union Meeting) 2022年5月25日
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雪氷学会北海道支部研究発表会 2022年5月13日
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2021年度情報・システム研究機構シンポジウム「不確実な未来へ:地球規模課題に挑むデータサイエンス」 2021年12月15日
Works(作品等)
1-
2021年12月 - 2022年2月
メディア報道
1-
北海道新聞 2022年9月16日 新聞・雑誌
社会貢献活動
2