2008年 - 2010年
ソ連邦崩壊後のパミール高原地域の社会変容と持続的自然資源利用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究では,パミール高原の中核地域であるタジキスタン共和国東部とキルギス共和国南部を主たる対象地域として,1991年の経済自由化がもたらした貧困が招く自然資源(大型草食動物と灌木)の利用(消費)の実態,土地利用(特に放牧地利用)変化,貧困が招いたオオカミ増加が家畜に対して与える影響,ツーリズムの現状,などを明らかにし,その上で持続的な自然資源の利用(保全)につながるジオエコツーリズムの導入について考察した。
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- 課題番号 : 20251001