2019年4月 - 2022年3月
インスリン中毒固有のバイオマーカーを用いた新たな剖検診断法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
昨年度の動物実験から得られたRNAの収率が悪い原因を検討し、採血時のヘパリンに問題があったことが分かったため、再度動物実験を行い、totalRNAを抽出し、RNA解析に必要な収量が得られたことを確認した。
また、実際のインスリン中毒事例を経験したため、LC-MS/MSにて多価イオン分析を行い、ヒトインスリンとインスリン製剤の分離を行い、インスリン製剤の定量を行った結果、インスリン製剤が多量に含まれていることが確認できたことから、実際事例の血液からtotalRNAを抽出した。
次年度はこれら採取したRNAを用いて、次世代シークエンサーを用いた解析を進めていく予定である。
また、実際のインスリン中毒事例を経験したため、LC-MS/MSにて多価イオン分析を行い、ヒトインスリンとインスリン製剤の分離を行い、インスリン製剤の定量を行った結果、インスリン製剤が多量に含まれていることが確認できたことから、実際事例の血液からtotalRNAを抽出した。
次年度はこれら採取したRNAを用いて、次世代シークエンサーを用いた解析を進めていく予定である。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K19481
- 体系的課題番号 : JP19K19481