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2019年4月

非緊張性多汗の自覚症状と生まれた季節の関連

発汗学
  • 川合 紗世

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開始ページ
10
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12
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本発汗学会

普段の発汗状況について自記式質問票へ回答した健康な成人男女において、能動汗腺の数に影響を与える可能性の高い「生まれた季節」と多汗の自覚症状に関連があるか、調査時期や回答方法の違いによって得られる結果に違いがあるかについて検討した。解析対象者は調査時と過去の発汗状況が把握できた3535人とし、生年月は研究参加時の基本登録情報を用い、調査時期の特定は質問票回答年月日を用いた。生まれた季節4群と多汗症状3群の間に関連があるかについて検討するため独立性検定を行ったが、有意な結果は得られなかった。夏季(6〜8月)に質問票へ回答した群においてのみ、生まれた季節と多汗症状に有意な関連が認められた。残差分析により、どの季節で特に関連が認められるかについて検討したところ、冬季(12〜2月)生まれの人で有意に非緊張性多汗の有症者が多いことが認められた。

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J03958&link_issn=&doc_id=20190604210002&doc_link_id=%2Fee2hakan%2F2019%2F002601%2F003%2F0010-0012%26dl%3D0&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fee2hakan%2F2019%2F002601%2F003%2F0010-0012%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
ID情報
  • ISSN : 1340-4423
  • 医中誌Web ID : 2020074684

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