MISC

2015年3月

外部被ばく個人線量測定用OSL線量計の諸特性

JAEA-Technology 2014-049
  • 鈴木 朗史
  • ,
  • 鈴木 武彦
  • ,
  • 高橋 聖
  • ,
  • 仲田 亨
  • ,
  • 村山 卓
  • ,
  • 角田 昌彦

開始ページ
19
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2014-049

原子力科学研究所並びに保安規定等に基づいて個人線量の測定等を依頼された大洗研究開発センター、那珂核融合研究所、高崎量子応用研究所、関西光科学研究所及び青森研究開発センターでは、放射線業務従事者の外部被ばく線量を測定するための個人線量計として、蛍光ガラス線量計に替えてOSL(Optically Stimulated Luminescence)線量計を導入することとし、2014年10月より運用を開始した。OSL線量計の使用に先がけて、同線量計による測定評価の信頼性を確認するために、個人線量計の線量直線性、エネルギー特性、方向特性、経時変化特性、混合照射に対する特性等についての試験を行った。さらに、蛍光ガラス線量計との比較を行った。その結果、国内規格(JIS Z 4339)に定める性能を満たしていること、蛍光ガラス線量計と同等の性能を持つことを確認した。これにより、OSL線量計は実用上十分な性能を有していることが確認された。本報は、この試験で得られたOSL線量計の諸特性をまとめたものである。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-049
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5049453
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2014-049

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