RI施設における$^{14}$Cモニタリングに関する検討
日本保健物理学会第46回研究発表会
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- 開催年月日
- 2013年6月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 千葉
- 国・地域
- 日本
原子力科学研究所第4研究棟ではさまざまな化学形で排気中に存在する$^{14}$Cを触媒(酸化銅)によって$^{14}$CO$_{2}$の化学形に変化させ、モノエタノールアミン(MEA)によって捕集し、放射能を測定することによって$^{14}$Cのモニタリングを実施している。しかし、酸化銅を600$^{\circ}$Cに加熱する必要があることやMEAが毒劇物に指定されていることから、管理が煩雑である。そこで、より安全で信頼性が高く、管理が容易な$^{14}$Cモニタリング手法を確立することを目的として、新たな触媒やCO$_{2}$捕集材を使用した捕集法について検討し、現在第4研究棟で実施している捕集法と比較することとした。本発表は、今後実施するCO$_{2}$捕集材や触媒の性能試験にかかわる実験計画について報告する。