共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

吃音が改善した成人の語りから改善・悪化要因を検証および早期改善プログラムの開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

課題番号
16K04807
体系的番号
JP16K04807
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

訓練によって吃音が改善した成人2名の訓練中のコメントやインタビュー調査を踏まえ、吃音の悪化要因と改善要因を検証し、その成果としてリーフレット「吃音の早期改善を促す幼児期の対応の引き出しを増やそう!!!」を作成した。リーフレットは、「不安と吃音との関係」「感情や意思の表出と吃音との関係」「幼児期の体験と吃音との関係」「話し方の工夫と吃音の関係」の4つの視点でまとめ、吃音の早期改善には、子どもに関わる大人のコミュニケーション量と質が影響していることが示された。また、調査結果を基に、吃音の状態が包括的に把握できるチェックシートの項目を検討した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K04807
ID情報
  • 課題番号 : 16K04807
  • 体系的番号 : JP16K04807