2004年
波浪下の液状化海底地盤中の埋設パイプラインの浮上過程
海岸工学論文集
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- 巻
- 51
- 号
- 開始ページ
- 836
- 終了ページ
- 840
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/proce1989.51.836
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
石油産出国沿岸域では, 高波浪による海底地盤の液状化によって海底に埋設されたパイプラインが浮上して水中に露出し, 船舶のアンカーと衝突して破断する事故例が報告されている. パイプラインは石油・天然ガスの主要な輸送手段であることに加えて, 破断パイプラインからの石油の流出は環境破壊を招くため, パイプライン浮上機構は経済上だけでなく環境保全上も重要検討課題である. 本稿では, 耐圧式砂層水槽を用いた室内実験および3次元個別要素法型の数値シミュレーションによって, 液状化地盤におけるパイプの浮上過程を検討し, その浮上メカニズムを論じる.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/proce1989.51.836
- ISSN : 0916-7897
- CiNii Articles ID : 130003807883