論文

2017年1月

高精度MPS法とDEMによるサンドリップル形成過程の数値シミュレーション

土木学会論文集B2(海岸工学)
  • 原田 英治
  • ,
  • 五十里 洋行
  • ,
  • 後藤 仁志
  • ,
  • 清水 裕真
  • ,
  • 居村 光孝
  • ,
  • 松本 昌展

73
2
開始ページ
I_511
終了ページ
I_516
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.2208/kaigan.73.i_511
出版者・発行元
公益社団法人 土木学会

沿岸域の海底砂面には種々のスケールの砂漣が観察される.振動流場を対象とした砂漣形成機構については多くの研究が進められてきたが,砕波点以浅の複雑な波動場における砂漣の発達機構は,実験計測や数値シミュレーションの実施が困難であるため十分な理解には至っていない.本研究では自由水面の解析に有効なMPS(Moving Particle Semi-implicit)法より砕波による複雑な自由水面を追跡し,移動床起伏の追跡には個別要素法(DEM:Distinct Element Method)を採用した数値シミュレーションから砕波帯以浅の砂漣形成機構を検討し,移動床の間隙水が砂連の凹凸の発達に及ぼす影響を計算力学的観点から明らかにした.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/kaigan.73.i_511
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130006171861
URL
https://ci.nii.ac.jp/naid/130006171861/
ID情報
  • DOI : 10.2208/kaigan.73.i_511
  • ISSN : 1883-8944
  • CiNii Articles ID : 130006171861

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