講演・口頭発表等

国際会議

廃棄物ガラスの溶解に関する性能評価モデル開発に向けた日本の取り組み

Nuclear Materials Conference 2016 (NuMat 2016)
  • 三ツ井 誠一郎

開催年月日
2016年11月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
フランス

頑健な性能評価モデルを開発するため、原子力機構は処分環境におけるニアフィールド現象について、実験的研究を行うとともに基盤情報の整備を進めている。緩衝材中のSiの移行パラメータを決定するため、放射性Siを用いた拡散試験と収着試験をベルギー原子力研究センターとの共同研究として実施し、緩衝材中の溶存Siの見掛けの拡散係数(3.4$\times$10$^{-13}$$m^{2}$/s)と分配係数(0.5$m^{3}$/kg)を取得した。基盤情報の整備に関しては、原子力発電環境整備機構との共同研究として、ニアフィールド現象を考慮した予備的なガラス溶解モデルを作成するとともに、ガラス溶解に関連するプロセスの相対的重要度の評価及びモデルの改良に向けた更なる研究開発課題の特定を目的とした感度解析を実施した。

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URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5056370