2016年1月
ガラス溶解に関する性能評価モデルの開発
MRS Advances (Internet)
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- 巻
- 1
- 号
- 63-64
- 開始ページ
- 4239
- 終了ページ
- 4245
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1557/adv.2017.215
原子力発電環境整備機構と原子力機構は、概要調査段階における処分場の設計・性能評価に関連する主要な技術テーマを対象に2011年度から共同研究を進めている。我々は、この共同研究の一環として、鉄オーバーパックの腐食に伴うFeケイ酸塩の生成やオーバーパックの亀裂内の腐食生成物を通じたSiの移行など、様々なプロセスを考慮したガラス溶解モデルを開発している。モデル開発の目的は、ガラス溶解に関連するプロセスの相対的重要度の評価及び説得力のあるセーフティケースの作成に向けた更なる研究開発課題の特定である。感度解析では、1千年から1千万年を超える範囲のガラス固化体寿命が見積もられた。これはFeケイ酸塩の生成やガラス変質層内の物質移行特性など、主要なプロセスに関する現時点での理解に不確かさによるものである。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1557/adv.2017.215
- ISSN : 2059-8521