等 誠司

J-GLOBALへ         更新日: 18/05/08 14:31
 
アバター
研究者氏名
等 誠司
URL
http://www.shiga-med.ac.jp/~hqphysi1/index.html
所属
滋賀医科大学
部署
統合臓器生理
職名
教授
学位
医学博士(東京大学)

プロフィール

神経内科医として神経疾患、特に脱髄疾患を診療してきた知識と経験を背景に、神経幹細胞の研究を将来的な脳の再生医療に結びつけたい、という目標をもって研究を行っています。最近は、成体脳における神経幹細胞ー神経細胞新生システムやエピジェネティクス修飾と、精神疾患との関係にも興味をもっており、気分障害の病態解明や新規治療薬の開発を目指して研究を進めています。

研究分野

 
 

経歴

 
2011年12月
 - 
現在
滋賀医科大学 生理学講座統合臓器生理学部門 教授
 
2007年4月
 - 
2011年11月
生理学研究所 分子生理研究系 准教授
 
2004年4月
 - 
2007年3月
生理学研究所 分子生理研究系 助教授
 
2003年9月
 - 
2004年3月
岡崎国立共同研究機構生理学研究所 助教授
 
2003年4月
 - 
2003年8月
東京大学 医学部附属病院 助手・医局長
 

論文

 
Kuroda A, Fuchigami T, Fuke S, Koyama N, Ikenaka K, Hitoshi S
Neurochemical research   43(1) 219-226   2018年1月   [査読有り]
Naruse M, Ishizaki Y, Ikenaka K, Tanaka A, Hitoshi S
The journal of physiological sciences : JPS      2016年8月   [査読有り]
Yamaguchi M, Seki T, Imayoshi I, Tamamaki N, Hayashi Y, Tatebayashi Y, Hitoshi S
The journal of physiological sciences : JPS   66(3) 197-206   2016年5月   [査読有り]
Seita Y, Tsukiyama T, Iwatani C, Tsuchiya H, Matsushita J, Azami T, Okahara J, Nakamura S, Hayashi Y, Hitoshi S, Itoh Y, Imamura T, Nishimura M, Tooyama I, Miyoshi H, Saitou M, Ogasawara K, Sasaki E, Ema M
Scientific reports   6 24868   2016年4月   [査読有り]
Naruse M, Ishino Y, Kumar A, Ono K, Takebayashi H, Yamaguchi M, Ishizaki Y, Ikenaka K, Hitoshi S
Cerebral cortex (New York, N.Y. : 1991)      2015年6月   [査読有り]
Torii T, Yoshimura T, Narumi M, Hitoshi S, Takaki Y, Tsuji S, Ikenaka K
Glycoconjugate journal   31(9) 671-683   2014年12月   [査読有り]
Fuke S, Kametani M, Yamada K, Kasahara T, Kubota-Sakashita M, Kujoth GC, Prolla TA, Hitoshi S, Kato T
Annals of clinical and translational neurology   1(11) 909-920   2014年11月   [査読有り]
Zheng LS, Hitoshi S, Kaneko N, Takao K, Miyakawa T, Tanaka Y, Xia H, Kalinke U, Kudo K, Kanba S, Ikenaka K, Sawamoto K
Stem cell reports   3(1) 73-84   2014年7月   [査読有り]
Ishino Y, Hayashi Y, Naruse M, Tomita K, Sanbo M, Fuchigami T, Fujiki R, Hirose K, Toyooka Y, Fujimori T, Ikenaka K, Hitoshi S
The Journal of neuroscience : the official journal of the Society for Neuroscience   34(8) 3067-3078   2014年2月   [査読有り]
Kumar A, Torii T, Ishino Y, Muraoka D, Yoshimura T, Togayachi A, Narimatsu H, Ikenaka K, Hitoshi S
The Journal of biological chemistry   288(40) 28859-28868   2013年10月   [査読有り]

Misc

 
免疫性神経疾患における神経幹細胞と再生戦略
等誠司, 清水崇弘, 池中一裕
日本臨床   71(5) 795-800   2013年5月   [依頼有り]
等誠司
日本神経精神薬理学雑誌 = Japanese journal of psychopharmacology   28(5) 189-194   2008年11月
等誠司
神経化学   43(1) 5-16   2004年3月
等誠司
臨床神経学 : CLINICAL NEUROLOGY   43(11) 827-829   2003年11月
等誠司
モレキュラ-メディシン   40 271-279   2003年
等誠司, 楠進
内科   89(4) 744-747   2002年4月
等誠司, 楠進, 金澤一郎, 辻崇一
日本分子生物学会年会プログラム・講演要旨集   19    1996年8月
篠江隆, 村山繁雄, 大矢寧, 富永格, 等誠司, 新井信隆, 金澤一郎
Neuropathology : official journal the Japanese Society of Neuropathology   15    1995年6月
等誠司
日本臨床   53 747-751   1995年
等誠司
臨床神経   32 577-582   1992年
等誠司
臨床神経学   32 577-582   1992年
等誠司
臨床神経   30 139-145   1990年

書籍等出版物

 

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2012年 - 2014年    代表者: 等 誠司
文部科学省: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2009年 - 2010年    代表者: 等 誠司
幹細胞の未分化性に密接に係わる糖鎖として知られるLeX抗原に注目し、LeX抗原を含有するN結合型糖鎖の中で真に機能を有する分子の同定と、その生合成を司る糖転移酵素遺伝子の特定を目指して、本研究を提案した。糖鎖抗原の生合成制御の観点から、幹細胞の未分化性維持の分子機構を明らかにしようとするものである。これまでに知られているLeX抗原生合成を司るα1,3-フコース転移酵素遺伝子(FUT4, FUT9)に加えて、新規α1,3-フコース転移酵素遺伝子FUT10の発現解析を行ったところ、発達期のマウ...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2007年 - 2009年
哺乳類の成体脳における神経幹細胞およびそれから産生される新生神経細胞は、ある種の記憶や(齧歯類では)嗅覚機能との関係が示唆されている。また、ストレス下や逆に変化に富む環境で神経幹細胞の数が変動することから、気分・情動に深く関与していると考えられている。本研究は、脳室下層や海馬における神経幹/前駆細胞から産生される細胞と気分・情動との連関の有無を検討するとともに、細胞新生を調節することによって気分や情動を制御することが可能かどうかを検証することを目的とする。
平成19年度は、Olig2-Cr...
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2007年 - 2008年
glial cells missing(gcm)遺伝子はDrosophilaにおいてグリアと神経細胞間の運命決定を担う。哺乳類からは2種類のgcmホモログ(gcm1,gcm2)が単離されているが、中枢神経系における発現レベルが低く、その機能は不明な点が多い。研究代表者は、gcm1/2ダブルノックアウトマウスを詳細に解析することにより、gcm1/2遺伝子のグリア細胞さらには神経幹細胞の発生における役割の解明を目指した。gcm1/2ダブルノックアウトマウスは胎生8.5日までに致死となるため、通...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2006年 - 2007年
双極性気分障害の治療に用いられる気分安定薬(リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピンなど)に共通する薬理作用は、不明な点が多い。リチウムには成体脳の海馬における神経細胞新生を促進する作用があると報告されていることから、気分安定薬の成体脳神経幹細胞に対する効果を検討した。昨年度までに、気分安定薬が成体マウス脳の脳室下層に存在する神経幹細胞に直接働き、その自己複製能を亢進させることを明らかにした。髄液中治療域濃度の気分安定薬が、神経幹細胞由来のneurosphereにおいてNotchシグナルを活性...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2005年 - 2006年
神経幹細胞は全ての神経細胞・グリア細胞の起源であり、哺乳類脳の発生・構築に重要であるにもかかわらず、神経組織発生初期における神経幹細胞自体の生成の分子機構は、不明な点が多い。我々はこれまでに、マウス胚性幹細胞(ES細胞)からleukemia inhibitory factor (LIF)依存性未分化神経幹細胞をin vitroで誘導できること、マウス胎生5.5-7.5日胚にもLIF依存性に増殖し浮遊細胞塊を形成する未分化神経幹細胞が存在することを報告してきた。本研究は、多能性幹細胞からLI...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2005年 - 2005年
双極性気分障害の治療に用いられる気分安定薬(リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピンなど)の薬理作用には、不明な点が多い。リチウムには成体脳の海馬における神経細胞新生を促進する作用があると報告されていることから、気分安定薬の成体脳神経幹細胞に対する効果を検討した。気分安定薬を投与したマウスの脳では脳室下層に存在する神経幹細胞が増加していた。また、神経幹細胞を検出する培養法であるneurosphere assayに気分安定薬を添加すると、神経幹細胞の自己複製能が亢進することが観察された。そこでn...
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2005年 - 2006年
本研究において我々は、主にノイラミニダーゼ消化物あるいはα2,3-sialidase消化物をMonoQカラムで分取後、それぞれの分画に対して2D-HPLC解析(3D-HPLC)を行った。これらの解析結果を比較すると、酵素によって消化され中性糖鎖画分に移行したα2,3結合のシアル酸を有するN結合型糖鎖を同定することができ、そのほとんどがtype2型のN結合型糖鎖である事がわかった。次にα2,3-sialidase消化で切断されなかった糖鎖をMonoQカラムにて分画し、2D-HPLC糖鎖解析を...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2004年 - 2004年
神経幹細胞は全ての神経細胞・グリア細胞の起源であり、哺乳類脳の発生・構築に重要であるにもかかわらず、神経組織発生初期における神経幹細胞自体の生成の分子機構は、不明な点が多い。我々は、マウス胚性幹細胞(ES細胞)からleukemia inhibitory factor(LIF)依存性未分化神経幹細胞をin vitroで誘導できることを、既に報告した。本研究では、LIF依存性未分化神経幹細胞が生体内にも存在するかどうかを検討した。その結果、マウス胎生5.5-7.5日胚を分散して得た細胞を、LI...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2004年 - 2005年
マウスストレスモデルを2種類作製した。1つは強制水泳(直径20cm水深30cmの円筒形水槽で5分間の水泳)で、もう1つは新生仔分離(生後1刊4日の新生仔を母親から3時間分離する)である。これらのストレスモデルの行動解析を行ったところ、強制水泳ストレスを3週間負荷したマウスでは、不安の亢進を示唆する結果が得られた。新生仔分離を経験したマウスでは明らかな変化は観察されなかった。今後更に詳細な解析が必要であると考えられた。一方で、これらのストレスが成体脳における神経新生に与える効果を調べるため、...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2004年 - 2007年
前年度までに、前脳領域における転写因子Olig2(脊髄ではオリゴデンドロサイトと運動ニューロンの分化に必須である転写因子)の発現パターンと、時期特異的なCreリコンビナーゼの誘導による細胞系譜の解析を行った。本年度はこれを発展させて、Olig2系譜グリア細胞の細胞種とOlig2のグリア細胞産生における機能を解析した。胎生後期の大脳皮質でOlig2を発現している細胞では、約60%がGLASTを、40%がPDGFα受容体を発現しており、大半がグリア前駆細胞であることが明らかにされた。また胎生早...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2003年 - 2003年
神経幹細胞は全ての神経細胞・グリア細胞の起源であり、哺乳類脳の発生・構築に重要であるにもかかわらず、神経組織発生初期における神経幹細胞自体の生成の分子機構は、全くわかっていない。我々は、マウス胚性幹細胞(ES細胞)からleukemia inhibitory factor (LIF)依存性未分化神経幹細胞をin vitroで誘導できることを、既に報告した。本研究では、LIF依存性未分化神経幹細胞が生体内にも存在するかどうかを検討した。その結果、マウス胎生5.5-7.5日胚を分散して得た細胞を...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2003年 - 2004年
糖脂質に対する免疫反応に基づく神経障害について検討した。われわれはこれまでにマイコプラズマ肺炎後のGuillain-Barre症候群や脳脊髄炎で、脱髄因子として知られる抗galactocerebroside (Gal-C)抗体が特異的に上昇することを報告していた。肺炎マイコプラズマ菌体により同抗体が吸収されることから、マイコプラズマはGal-C様糖鎖をもちそれに対する免疫反応として抗Gal-C抗体が産生されることが示唆された。今回その仮説を検証するため、肺炎マイコプラズマ菌体から脂質成分を...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2003年 - 2007年
平成19年度はアストロサイトの多様性について検討した。
アストロサイトは各種の刺激に応答して、グルタミン酸やATPを放出するが、一つのアストロサイトから両方とも放出されるのか、またそれぞれを別個に放出するアストロサイトがあるのか知られていない。われわれはバイオセンサー細胞を用いて、一つのアストロサイトから同時にグルタミン酸とATPの放出を検出する系を確立し、上記の疑問に答えた。例数はまだ多くないが、両方の物質とも放出するもの、どちらかだけしか放出しないものがあることが分かった。
また、グル...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2002年 - 2003年
抗ガングリオシド抗体は免疫性ニューロパチーの診断に有用であり病態解明の手がかりとしても注目されている。ガングリオシドは細胞膜上でリン脂質と混在している。本研究ではリン脂質とガングリオシドの混合抗原に対する血中抗体の反応性を検討した。Guillain-Barre症候群(GBS)における抗GM1 IgG抗体の反応性は、PA, PS, PIなどのリン脂質のプレート上での共存により増強した。一方Fisher症候群にみられる抗GQ1b IgG抗体ではこのような増強はみられなかった。またどちらの抗体も...
文部科学省: 科学研究費補助金(奨励研究(A))
研究期間: 1998年 - 1999年
後根神経節の小径神経細胞に特異的に発現しているH抗原(Fucα1,2Gal)は、ウサギにおいては主にH型α1,2フコース転移酵素遺伝子(RFT-I)によってその発現が調節されていることを、昨年度までに明らかにしてきた。ウサギ後根神経節神経細胞の初代培養系などを用いたプロモーター解析により、RFT-I遺伝子の翻訳開始点より上流約700bpを後根神経節神経細胞に特異的なプロモーター領域として同定し、更にこの領域内に幾つかのSp1結合部分と、神経成長因子によって誘導される転写調節因子Egr-1の...

学歴

 
1993年4月
 - 
1997年3月
東京大学大学院  医学系研究科 第二臨床医学専攻